入浴のちょっとした工夫(1)

商品開発担当の中田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
最近、浸みないで入浴する方法、入浴剤の選び方など、入浴に関する質問を多くいただいています。
そこで、入浴する際のちょっとした工夫をいくつか紹介しましょう。
         
▼症状や状態に合わせた適切な「入浴方法」の選択
          
お肌の状態や体調に合わせて、ちょっとした工夫を行うことで、入浴をより「効果的」に実践することができます。
            
・浸みる場合は、事前にオイルで患部を保護ケアをしてから入浴する
          
掻き傷や乾燥の度合いによっては、入浴することで、お湯が患部に浸みることがあります。
浸みることを我慢していると、特に小さなお子さまは、入浴に対して拒否反応を示すこともあります。
そこで、そうした掻き傷など浸みる部位は、「浸みない工夫」を行うようにすると良いでしょう。
もっとも手っ取り早い方法は、患部をオイルで薄くカバーしておくことで、水を弾き、浸みづらくすることができます。
上半身の広い部位に掻き傷が広がっている場合には、綿のTシャツを着て入浴する、という方法でも、浸み方を弱めてくれます。
浸みる状態が続く場合には、放置せずに対処するようにしましょう。
            
・汗をなかなかかけない場合は、事前に軽い運動か足浴を行ってから入浴する
          
アトピー性皮膚炎の方が入浴を行う「目的」の一つは、じわっとした汗(皮脂膜の形成)をかくことにあります。
しかし、冷えの状態(血流が悪い状態)が強い方の中には、なかなか汗をかかない、という方も多くおられます。
入浴自体は、一つの訓練ですので、より「効果的な訓練」を行うことを考えた場合、汗をかきやすい環境を作ってあげることも一つの方法です。
具体的には、入浴の前に、軽い筋トレや、5~10分くらいの足浴を行い、血流をアップさせておく方法です。
血流をアップさせてから入浴することで、効果的に浴湯の温熱作用を受けれるようになります。
すぐには効果が見られないかもしれませんが、反復継続して行うことで、やがて入浴後にスムーズに「じわっとした汗」をかくことができるようになります。
汗がでづらい方は、ぜひお試しください。
          
・夏はクールダウンで、肌も体もリフレッシュ
            
外気温が高い夏は、体力も低下気味のため、入浴による「負荷」を大きく受けることがあります。
そういった「体」と「肌」が「疲れた状態」にあるときには、クールダウンの入浴がお勧めです。
具体的には、体温よりも数度低い温度で入浴する方法です。
体の熱が浴湯に奪われますので、適度なリフレッシュ効果を得ることができます。
なお、外気温がかなり高い真夏の時期は湯温もあまり下がりませんので心配ありませんが、体の熱が奪われ続けると、逆に奪われないよう血管の収縮状態となることがありますので、湯温と入浴時間には注意するようにしましょう。
          
         
今日は、まず3つの工夫を紹介しました。
明日は、乳児の入浴、乾燥対策、寝付きの問題についてみていきましょう

                              
おまけ★★★★大田のつぶやき

入浴は、上手に行えば、アトピー性皮膚炎の肌状態を大きく改善してくれる「攻めのケア」になるのですが、入浴温度など、少し「ズレた」入浴を行うと、逆に悪化させる要因にもなります。
自分の状態をしっかり見極めて、適切な入浴を行うようにしましょう。