梅雨前のお肌の注意点とは?

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
さて、今日は全国的に天候が不順なようです。
週初めは夏日もありましたが、今年はエルニーニョの影響もあって、梅雨空が長期間、続くような予報が出ています。
最近のアトピー性皮膚炎の方のご相談を見ていると、汗による痒みからくる悪化と、感染症からくる悪化が同じように増えてきています。
梅雨の時期、湿度も高くなり、同時に気温も上昇しますので、カビなどの発生が増えます。
これは、皮膚表面に生息している日和見菌(真菌群)も同様の環境となります。
特に、汗をかきやすく、その汗が湿度により蒸散せずに皮膚にとどまる状況が続くと、汗を餌にする真菌群の活動は活発になります。
アトピー性皮膚炎を悪化させる真菌群としては、マラセチア属が有名ですが、汗を餌にして増殖した真菌群の排せつ物は、起炎物質ですので、痒みを増加させ、炎症を悪化させます。
そこで掻き壊した場合、冬だとバリバリした乾燥状態を伴うことが多いのですが、夏の時期はジュクジュクした炎症になりやすく、バリア機能の低下により感染症が進むと、「次の痒み」をそこから生じさせることになります。
いわゆる「悪循環」がここで発生することになります。

そこで、今の時期、まず押さえておきたいのは、「洗浄」と「洗浄後のケア」の二つです。
できれば洗浄で一番良いのは、界面活性剤を使用していないAPゼロ・ウォッシュですが、手持ちのソープを使用する場合には、少し薄めて(5倍程度)使うようにすると良いでしょう。
石鹸を使われている方は、石鹸そのものが界面活性剤の固まりですので、皮脂をどうしても余計に落とししてしまいますから、洗浄後のケアに注意するようにしましょう。
洗浄後のケアのポイントは、「厚すぎないケア」です。
冬の乾燥時期は、肌に与えた水分を逃さないようにオイル系のアイテムで「蓋をするケア」が望ましかったのですが、これからは、水分蒸散量そのものが減少するので、オイル系アイテムでしっかり「蓋」をすると、熱がこもり、その熱により赤みや炎症、痒みを引き起こすということもあります。
乾燥状態が強い方はもちろん、オイル系アイテムでのケアが望ましいのですが、そうでない方は、オイル系アイテムで仕上げ(保湿)を行うのではなく、オイル系の成分を含んだクリーム系のアイテムで保湿を行うとよいでしょう(あとぴナビのアイテムでは、APクリーム+SD、デューモイストスキンクリーム、SSSスキンクリームなど)。

梅雨が始まるちょうど今の時期、感染症をできるだけ生じさせないことが、肌悪化を防ぐ大きなポイントとなります。
そのためには、日ごろのスキンケアに加えて、「洗浄ケア」を意識するようにしましょう。

                         
おまけ★★★★南のつぶやき

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