花粉皮膚炎は、洗浄と保護ケアで対策を(3)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                        
今日は、今回のテーマの最後です。
花粉皮膚炎の対策として「保護」について考えてみましょう。

洗浄は、付着した花粉を取り去るのには役立ちますが、常に洗浄が行える状況にあるとは限りません。
例えば、外出して、洗浄の機会(時間)を持てない、ということもあるでしょう。
そのため、できれば花粉が付着した影響そのものを軽減できる方法も行うことが大切です。

そのために必要なのが、「保護」です。
健常な肌の方は、仮に花粉が付着しても、その花粉がバリア機能を突破できないので、基本的に「花粉皮膚炎」の炎症が生じることはありません(ただし、花粉症をお持ちの方で、鼻腔や結膜など粘膜に付着した場合は反応します)

そこで、アトピー性皮膚炎の方は、バリア機能を大きくアップさせて、付着した花粉の皮膚下への侵入を防ぐ「保護のケア」が大切になってきます。
つまり、健常な肌の方と「同じバリア機能」を保てるように、お肌の「保護」を行うことが大切になる、ということです。

アトピー性皮膚炎の方の掻き壊しの状態により、必要な「保護のレベル」が変わってきますが、基本的には「お肌を覆う」というケアが必要になります。
衣類なども、そうした「お肌を覆う」という役割を果たすため「保護」の働きをしてくれますが、顔や首などの露出部位全体を覆うことはなかなか困難でしょう。

そこで、スキンケアアイテムを上手に活用するようにしましょう。
保護効果を持つのは、被膜となるオイル系のアイテムになります。
注意点としては、乾燥する時期、オイル系アイテムだけ使用すると、被膜の下が潤わないため、痒みの神経線維の問題などもあり、痒みがひきづらい、ということがあります。
アトピー性皮膚炎の方のスキンケアの基本は「保水」にありますので、まずはしっかり保水した上から、「保護」のケアを重ねるようにしましょう。
また、オイルの種類にも注意すると良いでしょう。
ワセリンのような石油から作られた鉱物系の油、その他、動物系、魚系、植物系と、油脂の種類はいろいろとあります。
保護力が強いのは、鉱物系>動物系>魚、植物系、となりますが、皮膚の刺激度は逆に優しい順から植物系>動物系>鉱物系、となります。
自分の肌にあった適切なオイルでケアを行うようにしましょう。

                         
おまけ★★★★中田のつぶやき

商品開発担当の中田です。
あとぴナビのケアアイテムの中で、最も強力な保護ケアは「チュビファースト」ですが、顔全体を覆って外出することは困難です。そこでお勧めな保護ケアが「安然宣言スキンクリーム」を使ったケアです。
ヒトの皮脂に最も近いと言われる「ラノリン(羊毛から抽出された油)」が、強力な被膜で塗布部位を覆ってくれます。
なお、天然成分100%のため、冬の時期は固まりやすくなります。室温に置くなどしてお使いいただくか、同じラノリンを含んだ「安然宣言スキンオイルΩ」を少量混ぜて、柔らかくして使うようにすると良いでしょう。