花粉皮膚炎は、洗浄と保護ケアで対策を(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は昨日の続きで、花粉皮膚炎の対策として必要な対策の中で「洗浄」についてまずは見てみましょう。

花粉症に対する物理的な基本の対策は、マスクやゴーグルなどによって花粉が鼻腔や結膜に付着することを防ぐ、ということです。
ただ、顔から首、露出した部位全体を覆うことは事実上、困難でしょう。
資生堂のデータでは、花粉が飛散する時期、約1万個もの花粉が皮膚を直撃しているそうです。
そこで、花粉の付着を完全に防ぐことが出来ないのであれば、付着した花粉をスムーズに洗い流すことが大切になります。
具体的には、外出から帰宅したら、顔や首の洗浄をすぐに行うようにしましょう。
なお、花粉そのものを落とすだけならばお湯洗いでも十分ですが、アトピー性皮膚炎の方に必要な肌の洗浄を考えると、「古くなった」スキンケアアイテム(オイルなど)をしっかり落とすことも大切になります。そのため、何らかの洗浄剤を使用する必要があります。
しかし、市販の洗浄剤を使用すると、界面活性剤の働きにより、オイルや汚れを落とす際、同時に皮脂も落とすことで、バリア機能そのものを「弱める」ことになります。
特に、外出する機会が多く、何度も洗浄を行う必要がある方は、できるだけバリア機能を低下させない洗浄剤を選ぶようにしましょう。

なお、界面活性剤そのものが洗浄剤として悪い、ということではありません。
例えば、「安全」な洗浄剤として純石鹸を選択する方がおられますが、純石鹸は「界面活性剤」の固まり、と言えます。健常な肌の方であれば、純石鹸を選ばれることは間違いではありません。
問題なのは、「アトピー性皮膚炎のバリア機能が低下した肌」に対しては、合成か天然かを問わず、皮脂を強く落とす界面活性剤が、そのバリア機能の低下を促進するため、よくない、ということです。

明日は、「保護」について見ていきましょう。

                       
おまけ★★★★中田のつぶやき

商品開発担当の中田です。
あとぴナビで取り扱っているアイテムの中で、界面活性剤を含まない洗浄剤はAPゼロ・ウォッシュです。
界面活性剤を含みませんので泡立つことはありませんが、ローションをお肌につけて洗い流す、という感覚で洗浄を行います。
泡立つ洗浄剤に慣れている方は、少々、使いづらい点はあるかもしれませんが、数回使用すればすぐに慣れ、泡立たないことは気にならくなります。皮脂を取り去ることなく、皮膚の洗浄が行える利点を考えると、特に顔や首など限定の範囲を何度も洗浄する場合にはお勧めですよ。