【閑話休題】「ささくれは親不孝」は迷信?

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                          
今日は、ちょっと変わった話題を紹介するね。
             
            
●ささくれができるのは親不孝だから?
https://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/6f2889ba9fed018fc42c2ed4a78b543d/
         
「ささくれができる人は親不孝だ」という言葉を聞いたことのある人も多いだろう。「教えて!goo」にも「ささくれは親不孝?? 」という質問が投稿されているが、一体ささくれと親不孝の間にどのような因果関係があるか疑問である。
「それはただの言い伝えみたいな物でしょうね」(kotokoさん)、「『ささくれ』=『苦労してる』なので、苦労してる子どもを見る親は不幸、みたいな感じの解釈だったと聞いたことがあります」(Miracle_4さん)、「ささくれ=手伝いをしていない=親不孝。こういう説を聞いたことがあります」(kuma56さん)などの回答が寄せられているが、このなかに正解はあるのだろうか? 専門家の意見を聞いてみた。
         
■栄養士が解説! ささくれの原因は不摂生
         
お話を伺ったのは、一般社団法人健康栄養支援センターの臨床栄養部部長、加藤里奈さん。そもそもささくれとは、どのような状態をいうのだろうか。
「ささくれとは、爪周辺の皮膚が、切ったり引っ張ったりといった物理的な要因がないのに、自然と部分的にむけてしまった状態です。爪の周辺の皮膚は、常に引っ張られた状態で、かつ角層も厚く柔軟性がないため、乾燥などにより容易にめくれやすくなっています」(加藤さん)
ということは、やはり迷信なのだろうか?
「『親不孝』という言い伝えの由来は、一説には、ささくれができるのは夜遊びや食生活の乱れなど親の言うことを聞かず不摂生しているから→親不孝、というものがあります。事実、ささくれの要因は、水分、油脂、栄養の不足が主なものであり、あながち迷信とはいえないと思います」(加藤さん)
なんと! 一応根拠と呼べる理由があるようだ。
         
■たんぱく質やビタミン類、脂質
         
それでは、ささくれができる主な要因である栄養不足について詳しく解説していただこう。
「皮膚は紫外線や気温の変化、細菌などの様々なものから人間を保護するものであり、全身の健康状態を反映するといわれます。健康な場合は、なめらかで潤いや張り、弾力がありますが、体調不良になると、それらが失われ、乾燥したりツヤがなくなり血色も悪くなったりします」(加藤さん)
では、皮膚を健康に保つために、どんな栄養素を摂れば良いのだろうか?
「たんぱく質は皮膚の材料となり、表皮にあるケラチンや内部のコラーゲンなどの元になります。魚や肉、卵、大豆は良質のたんぱく質であり、毎食、目安として手のひら一つ分くらいを摂取しましょう」(加藤さん)
肉や魚は100g程度、卵1個、納豆1パック、豆腐1/3丁が目安とのこと。また、ビタミン類も重要だ。
「ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素。細胞の再生や体の成長に欠かせないビタミンB2は特に脂質の代謝に関わり、不足すると口唇炎や吹き出物などを引き起こします。ビタミンB6は、特にたんぱく質の代謝に不可欠です。ビタミンCはコラーゲンの生成に関わり、活性酸素を除去する働き、つまり抗酸化作用があります。そしてビタミンEは血液循環を整え、血行を良くしてくれます」(加藤さん)
活性酸素は、細菌を攻撃するなど良い働きをする反面、過剰になると細胞や組織を傷つけ、老化や病気につながる物質。人間は通常呼吸によって酸素を摂り入れるため、必ずその一部が活性酸素となるのだそうだ。ちなみに、上記で挙げたビタミン類は以下の食材に多く含まれている。
         
・ビタミンA…緑黄色野菜やレバー、卵、かぼちゃ
・ビタミンB2…レバー、牛乳、うなぎ、いわし、納豆、アーモンド
・ビタミンB6…かつおやまぐろ(赤身)、鮭、バナナ、さつまいも
・ビタミンC…野菜全般(特に赤ピーマンや菜の花)果物全般(特にアセロラ、いちご、柑橘類)、いも類、緑茶
・ビタミンE…アーモンド、うなぎ、かぼちゃ、ひまわりの種、綿実油
         
「ほかに、脂質は3大栄養素であり、細胞膜やホルモンの元になります。良質な脂質はn-3系脂肪酸(α-リノレン酸、EPA、DHA)と呼ばれるもの。血液をサラサラにする作用や抗炎症作用があるとされます。特に青魚やえごま油、しそ油、亜麻仁油に含まれます。肉の脂やバターなどの動物性脂肪(飽和脂肪酸)の摂り過ぎは、皮脂の分泌を過剰にしてしまうので控えましょう」(加藤さん)
偏りなく色々な食材を日々摂り入れることが大切とのこと。ほかに、体調不良や運動不足などによる血行不良、手肌の乾燥なども原因となるそうだ。また、ジェルネイルやリムーバーを多用している人も要注意。アルコール系の成分は、皮膚の乾燥をもたらすのだという。できるだけリムーバーを皮膚に付着させないように気を付けよう。
         
       
「ささくれができる原因」は、生活の不摂生が関係しているのであれば、確かにそうした生活は親が悲しむことでもあるので、「親不孝」といえるのかもしれないね。
皮膚に現れる症状の中には、「生活態度」が現れることもあるようだから、一つのサインと考え、見落とさないように気をつけたいよね。

                          
おまけ★★★★大田のつぶやき

健康を維持していく上で、食は大きな役割を果たしています。
皮膚の健康にも、ビタミンなどの無機質類は大きく関わっているわけですので、今の食生活習慣が、アトピー性皮膚炎にとって「良い食生活」であるかどうかは、適宜、確認するようにしたいですね。