冬を迎える準備を・・・(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
今日は、昨日の続きです。
具体的な保水の方法について見ていきましょう。

                                  
▼ローションで保水する場合

ローションは、基本的に水分が中心のため、肌に留まることができません。
そのため、伸ばしながら塗布した場合、十分な量(アトピー性皮膚炎の方にとって必要な量として)に足りていない、というケースが多くなります。
そこで、市販のコットンなどを使い、パックのように乾燥部位にあててみましょう。
まず、肌にローションを塗布します。その上から、コットンをあて、さらにコットンにローションを浸みこませます。
注意点として、コットンに塗布した水分は皮膚に浸透していきますが、コットン自体が乾いてしまうと、今度は逆に肌から水分を奪おうとします。
大気の乾燥の状態やお肌の状態に左右される部分はりますが、時間の目安としては、コットンのカバーで集中ケアを行う場合には15分までとすると良いでしょう。

▼ジェルで保水する場合

ジェルは、粘度があり、お肌に留まります。ただ、一度の塗布では、乾燥を気にしなければいけないアトピー性皮膚炎の方が必要とする「水分量」を確保するまでには至りません。
3回ぐらいの重ね塗りを行うようにしましょう。
アトピー性皮膚炎ではない乾燥肌の方も痒みを感じやすいものです。
これは、角質層の乾燥状態が、痒みを知覚する神経線維を角質層内に侵入、外部からの刺激(触覚を含む)を痒みと知覚しやすいからですが、アトピー性皮膚炎の方は、痒みを脳に伝える神経伝達の経路(脊髄のグリア細胞など)の関係で、その痒みをさらに増幅して受けやすくなります。
アトピー性皮膚炎ではない乾燥肌の人の倍以上の水分量を角質層に与える必要があると考えた方が良いでしょう。
なお、プルルジェル+Dを使った重ね塗りの方法を動画でアップしておりますのでご参考ください。

・プルルジェル+Dを使った重ね塗りの方法
https://youtu.be/IFq3Y7oyvos

▼スキンケアうるおいシート

スキンケアうるおいシートも、集中ケアには役立ちます。
コットンに浸みこませた場合よりも、水分の保持が長いため、おおよそ30分程度は塗布したままで大丈夫でしょう。
寒い時期は、冷たいシートを貼るのに抵抗があるかもしれません。その場合は、コップに人肌より少し熱いぐらいのお湯を入れ、そこにアルミ袋ごとまるめて入れておくと、5分ほど温かいシートになりますのでお勧めです。
寒くなる時期、工夫しながら保水をアップさせておくと、夜の症状悪化を減らすことができます。
本格的な冬を迎える前に、少しでもお肌のダメージを減らしておくことは、冬の症状悪化を防ぐための一つの予防策にもなります。
適切なケアで、冬を迎える準備をしましょう。

                           
おまけ★★★★大田のつぶやき

アトピー性皮膚炎のケアの方法は、個々人ごとに異なります。
具体的なケア方法にお悩みの方は、お気軽にアトピー相談室までご相談ください。
●アトピー相談室 0120-866-933(受付時間 10時~19時)