一滴でも酒は毒??

西だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
久しぶりにブログを担当する。
今日は、一般に「常識」として言われていることが、実際には問題があった、という記事があったので紹介したい。
         
         
●食べて健康の「嘘」 一滴でも「酒は百“毒”」、ココナッツオイルは「最悪」との研究
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1810/15/news051.html
        
さて、今週ご紹介するエンターテインメントも、またまた健康関連のお話しでございます。
産経ニュースの前回の本コラムで、炭水化物の摂取比率や摂取量を制限する食事療法「低炭水化物ダイエット」(ローカーボ・ダイエット)や、糖質制限と肉食で健康的に痩せるとうたう「ケトジェニックダイエット」に潜む意外な危険性についてご説明しました(
https://www.sankei.com/west/news/180928/wst1809280033-n1.html)。今回も、意外といえば意外かもしれないお話を2つ、セットでお届けいたします。
まず一つ目。「酒は百薬の長」という諺(ことわざ)があります。古代中国の歴史書「漢書(かんじょ)」に出てくるのですが、酒は緊張をほぐしたり気分を良くしたりするので、適度に飲む酒は薬にも勝るという意味ですね。
同じような意味の諺は英語圏にもあって、昔から“ Good wine makes good blood ”(良いぶどう酒は良い血を作る)や“ Wine is panacea of all ill ”(ワインは万能薬である)などといわれます。
ところが最近の研究で、少量だろうが適量だろうが深酒だろうが、飲酒は健康を害するだけであるという身も蓋(ふた)もない研究結果が公表され、欧米で物議を醸しているのです。
       
▼発がんリスク…グラス2杯で7%、5杯なんと
        
8月23日付の米紙ワシントン・ポストや翌24日付の英紙インディペンデント(いずれも電子版)など、欧米主要メディアがこぞって報じているのですが、権威ある英医学誌ランセットが8月24日、例え少量の飲酒でも飲酒(アルコール)のリスクから逃れることは不可能で、そのリスクから完全に逃れたければ、一滴も飲まない以外、手はないという研究結果を掲載したのです。
この研究結果は、1990年から2016年に世界195の国と地域で、1000件以上のアルコールに関する研究データをまとめて、はじき出されました。携わった研究者は500人以上だといいます。
それによると、アルコール10グラムを含むお酒、例えばグラス1杯のビールやワイン、蒸留酒などを1日に1杯飲むと、喉頭(こうとう)がんや糖尿病、肝硬変といった、アルコールが原因で起きる計23の疾患のうち、少なくとも1つを発症するリスクが0.5%上昇。これが1日2杯になると7%、5杯になると37%というように、どんどん上昇するというのです。
この研究結果について、研究論文の主著者である米ワシントン州シアトルの保健指標評価研究所(IHME)の研究者、マックス・グリスウォールド氏は「アルコールの摂取に関して言えば、安全なレベルはない」と明言。
論文の共著者で、IHMEのシニアディレクターのエマニュエラ・ガキドゥ・米ワシントン大学教授も「(この研究結果を見れば)人々は、1日にグラス1杯か2杯のお酒なら体に良いと考えるべきではない。1番いいのは(お酒を)全く飲まないことだ」と断言しました。
欧米などでは、適度な飲酒が心筋梗塞を予防するという多くの研究結果が発表されていますが、IHMEの研究者、マックス・グリスウォールド氏は「こうしたアルコールの予防効果は、今回明らかになったリスクによって相殺(そうさい)された」と述べ、「総じて、アルコールに関連する健康リスクは、毎日消費される量に沿って上昇していた」と結論付けたのでした。
ちなみに、今回の研究によると、2016年、全世界で約280万人が飲酒が原因で早死にしているそうです。そして、15歳から49歳の人々にとって、アルコールは健康問題における主要なリスクファクター(危険因子)であると位置づけています。
古代ギリシャの哲学者アナカルシスは言いました。「酒の1杯は健康のため。2杯は快楽のため。3杯は放縦のため。4杯は狂気のため」。でもどうやら、この格言。真っ赤な嘘だったようです…。
         
(以下、省略)
       
      
記事の全文を読みたい方は、リンク先でご覧いただきたい。
お酒をたしなむ人には残念だが、1滴でもお酒を飲むことは「リスク」を生じる、ということになる。
もちろん、お酒を飲むことで「メリット」はあるだろう。
リラックスできる、ストレスの解消になる、血行を良くする、など考えられるかもしれない。
しかし、少なくとも全く飲まないヒトと比較した場合には、リスクを避けることはできない、ということだ。
そのリスクを「大きくないリスク」と考える方もいるかもしれないが、将来、年をとったときに、「健康に少しでも過ごしたい」と考えるならば、そのリスクをどのように「織り込むのか」は考えた方が良いのかもしれない。

一般に「常識」とされることが、後の科学で覆されることは珍しいことではない。
こと、健康、医学に関する分野は、常に発展途上の中にあることを忘れない方が良いのかもしれない。

                     
おまけ★★★★西のつぶやき

一面だけ見て、良い悪いを判断してはいけないのだが、自分の「都合」の良い解釈で、その判断を行うのは、もっと良くないだろう。
今回のお酒については、良い例かもしれない。
体に対する影響については、客観的に考えることも大切だろう。