睡眠時間と健康の関係とは??(2)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                          
今日は昨日の続きです。
まず記事の後半部分を見ていきましょう。
          
             
●睡眠時間は短すぎても長すぎても認知症リスクが高まる
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/050800004/092600095/
          
最長10年の追跡期間中に294人(男性110人、女性184人)が認知症を発症しました。うちアルツハイマー病は197人、血管性認知症は76人でした。死亡したのは282人でした。うち66人の死因は心血管疾患(心筋梗塞、脳卒中など)で、108人はがん、42人は呼吸器感染症でした。
睡眠時間が5時間~7時間未満の人々を参照群として比較すると、年齢と性別を考慮した認知症の発症率と死亡率は、5時間未満の人々と10時間以上の人々で高くなっていました。BMI(体格指数)や高血圧、糖尿病、飲酒習慣、喫煙習慣なども考慮してそれぞれのリスクを算出したところ、睡眠時間が短い集団と長い集団におけるリスク上昇は明らかでした。5時間~7時間未満の人々に比べ、5時間未満の人の認知症のリスクは2.64倍、あらゆる原因による死亡のリスクは2.29倍でした(図1)。
同様に、睡眠時間が10時間以上の人の認知症リスクは参照群の2.23倍で、死亡のリスクは1.67倍でした。認知症のタイプがアルツハイマー病だった人、血管性認知症だった人を分けて、それらの発症と睡眠時間の関係を調べても、同様の関係が認められました。
最後に、認知症と死亡のリスクに睡眠薬の使用が及ぼす影響について検討しました。睡眠時間は問わずに、睡眠薬を使用していた人を1つのグループとして、睡眠時間が5時間~7時間未満で睡眠薬を使用していなかった人々と比較したところ、認知症のリスクは1.66倍、死亡のリスクは1.83倍で、いずれも統計学的に有意なリスク上昇が見られました。
今回得られた結果は、高齢者の認知症と死亡の予防において、適切な睡眠時間を維持することが重要であることを示唆しています。
論文は、2018年6月6日付のJournal of the American Geriatrics Society誌電子版に掲載されています(*1)。
          
             
結果は、5時間未満と10時間以上の方に影響が見られることとなりました。
長すぎる睡眠時間も良くないことは、これまでも言われてきたことですが、統計的なデータでみると、毎日の積み重ねである分、適切な形になるように工夫したいところです。
睡眠時間の不足による影響は、他の研究からも分かりやすい面はありますが、過剰な睡眠による影響は、これからの研究で明らかにして欲しいですね。

                         
おまけ★★★★大田のつぶやき

今回の研究結果で、気をつけたいのは、ここでの対象は、乳幼児など若い人たちを含んでいない、ということです。
睡眠時間は個人差がありますが、全体的な傾向で見れば、年齢により、必要な量が異なると言われています。
若い年齢の人は、今回の集計とは別の結果が出ることも考えられます。
自分にとって必要な睡眠時間を確保するようにして欲しいと思います。