アトピーは、誰が治すものなのか(2)

今日は、昨日の続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   
昨日は、医者や薬は「主役」ではなく「名脇役」に過ぎないことを述べた。
では、「主役」とは、何なのか?

答えは、「自然治癒力」ということになる。

例えば、骨折して病院に行くと、レントゲンなどで確定診断がなされれば、症状がひどければ手術を行い、その後、ギブスで固定されることになる(保存療法)。
では、骨と骨が元の状態につながるのは、手術のおかげなのか、あるいは保存療法のおかげなのか?
否、骨折が治るのは、自らが持つ「再生」の機能のおかげじゃ。
当たり前のことのように思うかもしれんが、この「再生」の機能が低ければ、治るまでに時間がかかるし、再生の機能が強く働く人は早く「治る」ことになる。
もし、「保存療法」や「手術」が、骨折を直接治しているのであれば、それらの治療法後には、すぐに動かせる状態になっていてもおかしくはない。
じゃが、保存療法や手術の直後に、その部位を「普通」の状態で動かすことはできない。
なぜなら、それらの治療法で、すぐに骨折がひっついた状態になったわけではないからじゃ。
「再生」という自然治癒力が機能しない限り、骨折した状態が元に戻ることはない。

頭痛も同じじゃ。
市販されておる頭痛薬は、基本的に、痛みの物質(プロスタグランジン)を作る酵素(シクロオキシゲナーゼ)の働きを阻害する、というものじゃ。さらに、頭痛薬の中には、痛みの感覚を麻痺させる成分が含まれておるものもある。
では、頭痛が治まるのは頭痛薬のおかげなのじゃろうか?
一時的に頭痛が治まるのは、確かに頭痛薬のおかげ、と考えても良いじゃろう。
じゃが、頭痛薬の服用後も、頭痛がもう起きていない場合には、シクロオキシゲナーゼなどの酵素を新たに作り出す必要がない状態にした、ことが頭痛を治した原因と言える。
頭痛薬は酵素の働きを阻害しているだけで、酵素を「作り出そう」とする働きを抑えているわけではない。酵素を作り出す「原因」が「治っていない」状態にあれば、体は常に酵素を作る出そうとするじゃろう。薬剤の成分の効果が現れている間は、作り続けられた酵素の働きは確かに抑えられる。じゃが、薬剤の成分の効果がなくなれば、酵素自体は作り続けられておるから、酵素からプロスタグランジンの生成が再び始まることで、頭痛が「再開」することになる。
投薬後に「頭痛」が起きない状態にまでなったのは、大元の原因を体の自然治癒力が治した、からに他ならないのじゃ。
偏頭痛、二日酔い、風邪・・・・頭痛を引き起こす原因はさまざまあるのじゃが、いずれも、「元の原因」を体自身が解消することで、「頭痛は治る」ことになる。逆に言えば、元の原因を体が解消できない場合には、頭痛は薬剤の効果が切れることで、再発することになる、ということじゃ。

アトピー性皮膚炎はどうじゃろうか?
続きは、明日じゃ。

                    
おまけ★★★★大田のつぶやき

自然治癒力とは、目に見えそうで見えないと感じる方も多く、非科学的なイメージを抱く方もいるようです。
しかし、自然治癒力は生体のみが持っている力であり、死んでしまった体では、その機能が働くことはありません。
当たり前の力ですが、健康と言う観点から見ると、とても大切なことは忘れないようにしましょう。