アトピーは、誰が治すものなのか(1)

ここ数年、残暑が厳しい年が多く、「短い秋」が多かったが、今年はどうやら「秋」をしっかり楽しむことができそうな感じもあるの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                             
秋は、アトピー性皮膚炎の方にとって、一年の中でもっとも過ごしやすくなる方が多いこともあるから、冬に向けた乾燥の準備ケアを忘れずに、「食欲の秋」「運動の秋」「読書の秋」といった、「さまざまな秋」を楽しんで欲しいと思う。

さて、今日は、アトピー性皮膚炎に対する考え方の部分で、「アトピー性皮膚炎になったばかりの方」に多い「誤解」の部分について考えてみたい。

これまでブログを読んでいただいている方は、よく分かっているかと思うが、アトピー性皮膚炎は誰が治すのじゃろうか?
同様の質問を他の病気に置き換えてみよう。

風邪は誰が治すのか?
骨折は誰が治すのか?
下痢は誰が治すのか?
頭痛は誰が治すのか?
中耳炎は誰が治すのか?

ここに、同じ質問を並べてみる。

アトピー性皮膚炎は誰が治すのか?

単独で「アトピー性皮膚炎は誰が治すのか?」と聞くと、「自分が治す」と答える方もいるのじゃが、他の病気の質問と並べてみると、不思議なことに、「医者が治す」「薬が治す」と答える方が増えてくる傾向がある。
これは、風邪を引いた時、骨折した時、下痢になった時、どのような「行動」を取るのかが、イメージとして先行してくるからじゃろう。
ほとんどの疾患は、まず病院に行くじゃろう。
あるいは頭痛程度の「症状」を感じただけであれば、市販の頭痛薬を「服用」する、という行動に出るのではないじゃろうか?
そして、「病院にいった」、「薬を飲んだ」結果、その病気や症状が軽くなる、あるいは治った状態になると、病気を治したのは医者、頭痛を治したのは頭痛薬、と結びつけやすくなる。
もちろん、広義にとらえれば、その結びつきは誤りではない。
じゃが、医者や薬が出来ることは、「病気を治すこと」ではなく、「病気を治すお手伝いをすること」じゃ。
つまり、医者や薬が行っておることは、基本的に「サポート」であって「名脇役」的な存在かもしれんが、「主役」ではない、ということじゃな。

では、「主役」は何なのか?
少々、長くなるので続きは明日じゃ。

                       
おまけ★★★★博士のつぶやき

病気を治す主役が誰なのかは、病気を治していく上では、とても大切じゃ。
もちろん、すぐに「治る」疾患の場合、それを意識する必要がないケースもある。
じゃが、長年、同じ疾患に悩んでいる場合、その解決のためには、この「主役」の部分がどこにあるのかを把握することはとても大切になるからの。