【閑話休題】動物の夜行性が強まる?

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
今の社会環境は、夜型の生活習慣が定着しつつあることが一つの問題になっているけど、これは動物の世界でも同じみたい。
            
          
●動物の夜行性強まる 人間活動が原因、日本でも
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33044560X10C18A7CR0000/
            
狩猟やハイキングなどの人間活動によって、さまざまな哺乳類が夜間に活動するようになる現象が世界中で起きているとする研究結果を、米カリフォルニア大バークリー校のチームが17日までにまとめた。日本の北海道や栃木、長野両県にすむシカやイノシシも夜行性の生態に追いやられていた。
世界各地でコヨーテやトラなど哺乳類62種の活動パターンを調べた研究データを分析すると、人の活動が盛んな場所では夜行性が平均1.36倍に強まっていた。活動が昼から夜に移った場合、餌にする生物が変わり生態系に影響する可能性がある。チームは「このままでは環境に適応できずに生き残れない動物が出る恐れがある」と懸念する。
チームは無人カメラや小型発信器を使った動物の追跡データを分析。北米や南米の森にすむコヨーテやシカが、人の狩猟やハイキングが盛んな地域で夜行性に移行していたほか、都市の近くに生息する欧州のイノシシが夜に多く活動するようになっていた。アフリカのヒョウやネパールのトラ、アラスカのクマなど、影響は世界中で地域を問わずにみられた。
日本では北海道や栃木、長野でシカやイノシシを調べた東京農工大や岐阜大の研究者らによる追跡データが使われた。
かつて哺乳類は恐竜から逃れるために夜間に活動していたとの説がある。チームのケイトリン・ゲイナーさんは「今では人間がかつての恐竜のように、他の動物に脅威を与える存在になったようだ」と話している。
人の活動が強い場所と弱い場所で、同じ種の昼と夜の活動時間を調べたデータを分析すると、強い場所では動物が1.36倍長く夜間に活動しているとの結果が出た。チームは昼夜半々で活動していた種が夜に68%活動するようになったのに相当すると説明している。
研究結果は米科学誌サイエンスに発表した。
         
             
動物に夜型の生活習慣が蔓延しても、特に問題なさそうに思えるけど、「チームは「このままでは環境に適応できずに生き残れない動物が出る恐れがある」と懸念する。」という部分は深刻かも。
ヒトも生態系の中に組み込まれている以上、形成するピラミッドのどこかが崩れることは、長い目で見ると、バランスを失ってヒトにも影響を与えることになるからね。
そして、考えなければならないのは、動物が夜型になる原因が、ヒトの生活習慣が夜型に移行しているせい、という部分だろうね。
少し考えなければならない課題になるかもね。

                         
おまけ★★★★大田のつぶやき

ヒトの生活習慣の変化は、ヒトの体に影響を与えるのには、一定の時間の経過が必要となります。
動物の生活習慣の変化も、ヒトに対して目に見える影響が現れるまでには相当の時間がかかることでしょう。
ただ、いったんその影響がみられた場合、「修正」するのには倍以上の時間が必要になると言われています。
ヒトも自然界の一部であることは忘れてはならないことなのでしょう。