「お菓子どうぞ」の前にアレルギー確認

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
アレルギーの方、個々人が抱える特有のアレルゲンは、表面上、何も分かりません。
そのため、小児のお菓子で、問題が生じることもあるようです。
朝日新聞に掲載されていた記事を紹介しましょう。
             
         
●「お菓子どうぞ」の前にアレルギー確認
1歳児、知らない人が親切でくれた物を食べ発症
(朝日新聞  2018.5.17)
            
食物アレルギーの子が親の目の届かないところで食べ物をもらい、発症した――。こんな体験談がツイッターに投稿され、反響を呼んだ。乳幼児では5~10%の子に何らかの食物アレルギーがあると言われ、場合によっては命にかかわることもある。アレルギーがある子の親たちは「子どもに食べ物をあげるときは親に確認を」と呼びかける。
       
▼あげる場合 親に聞いて
「アレルギーは簡単に子供を殺せることをご理解ください」
ライトノベル作家、師走トオルさんは3月上旬、ツイッターにこんな投稿をした。きっかけは、卵アレルギーがある1歳の息子に起きた出来事だ。
      
▼目を離した一瞬
母親と一緒に、地元の公共施設で遊んでいたときのこと。友人の赤ちゃんが転び、母親は一瞬、そちらに気を取られた。視線を戻すと、息子が口をもぐもぐしている。近くにいた高齢の男性がお菓子をくれたようだが、その男性は事情を聞く間もなく立ち去ってしまった。残された包装紙からどらやきと判断したものの、どのくらい食べたのかもわからないまま。40分ほど後、息子は噴水のように嘔吐し、じんましんや下痢の症状も出た。
母親は「子どもを可愛がってくれることは本当にありがたい」としつつ、「誰もが傷つかないよう、子どもに食べ物をあげるときは、アレルギーの有無などを親に聞くことが常識になればいいと思う」と話す。
師走さんの投稿は7万回以上リツイート(転載)され、アレルギーの子がいる親から「しゅうとめに理解がなく、困っている」「好き嫌いやしつけの問題でないことがわかってもらえない」といった声も寄せられた。
       
▼店の試食も注意
最近は、学校や保育所では、給食での誤食を防ぐための対策が進められている。レストランなどでもアレルギー対応するところが増え、スーパーなどでは子どもだけでいる場合に試食させないよう徹底しているところもあるが、対応には温度差がある。
NPO法人「アレルギーを考える母の会」にも、「スーパーの試食で親が気づかぬ間に子どもがイクラを食べ、重篤な症状が出た」といった相談があったという。園部まり子代表は「特に、まだ話せない小さい子は、大人から出されたものは食べてしまう。親に与えてもいいか確認するのが鉄則」と話す。
成長後は、例えば「盛り上がっているイベントに水を差したくない」「友人との関係を壊したくない」といった理由で、アレルギーのことを言い出せないことがあるという。イベントの主催者や施設の管理者が、当事者が判断できるよう使っている原材料を示したり、アレルギーの人がいることについての理解を会場で呼びかけたりすることも大切だという。
        
▼伝える手段工夫
バッジなどを着け、周囲に知らせる方法もある。サイト「文具道」(
http://www.bungudo.jp/ )では、卵や牛乳など20種類以上の食品名と「アレルギー たべられません」という文字が入ったバッジを、一個389円(税込み)で販売している。
園部さんは、「災害時の避難所などで、目立つ形で周囲に伝えることができるビブス(ゼッケン)や、手作りのカードで知らせるといった手段もある。相手に伝わることが大切なので、我が家らしい表示の仕方を工夫してみて」と話す。
             
          
▼アレルギー児の「誤食」を防ぐために
■周囲ができること
・子どもに食べ物をあげる際は、親にその食べ物をあげていいか聞く
・施設への掲示やアナウンスで注意喚起する
・わずかな量でも発症する場合があるので、食べこぼしにも注意
         
■親ができること
・バッジやカード、ビブス、Tシャツにアレルゲンを書くなどして周囲に知らせる
・施設の責任者などに、使用食材の原材料表示などを確認
・子どもが話せる年齢になったら、食べ物をもらった時は、必ず保護者に確認するよう教える
          
             
子どもは、興味があるものには、反射的に手を出すこともありますから、親が少し目を離したときに、お菓子を口に入れていた、ということは良くあることでしょう。
お友だちとのお付き合いなどもあり、難しい面を含んでいるのは確かでしょうが、周囲も目を配れるような仕組みができると良いでしょうね。

                      
おまけ★★★★博士のつぶやき

こうした社会に周知させる方法、というのはいろいろなシチュエーションで話題になることがあるようじゃの。アレルゲンを抱える方は増えてきているようじゃから、こうしたことはアレルゲンが無い人も知って欲しい事柄と言えるじゃろうの。