夏の対策を始めましょう(1)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
沖縄地方に続いて、6月末には関東甲信地方が梅雨明けしたようです。
まだ確定はしていませんが、このまま各地の梅雨明けが進めば、「早い夏」が訪れます。
アトピー性皮膚炎の方の肌状態を考えると、早めに「夏の対策」を意識するようにした方が良いでしょう。
今年の夏は、気温も高い見込みのようで、各機関の予測を見てみると、猛暑を予想しているところが多いようです。
そこで、まず気温が高いことを見込んで、対策をしてみると良いかもしれません。
             
▼汗の対策
             
まず、気温の上昇と共に、早めに対策が必要になるのは「汗」への対策です。
汗は、皮膚の常在菌であるマラセチア菌の影響で、痒みにつながりやすく、もともと肌状態が悪い方は、その痒み自体がスパイラル効果でより肌の状態を落とすことがあります。
また、比較的肌状態が良い方も、汗をきっかけに急に悪化した事例も多くあります。
皮膚の状態により、その対策内容は異なりますので気をつけましょう。
            
・掻き傷が多い方
          
皮膚のバリア機能の低下状態が考えられます。
汗による痒みが重なると、感染症など、アトピー性皮膚炎そのものを悪化させる要因も強くなる恐れがあります。
洗浄とスキンケアを適切に行って欲しいと思いますが、掻き傷が多い分、洗浄や水分系アイテムのケアは浸みる状況を生むこともあります。
オイル系アイテムを使ってのプレケアなどで適切に対処しましょう。
             
・乾燥状態がみられる方
              
夏の時期、本来、湿度が上がることで角質層の水分蒸散量は減りますから、乾燥状態がみられる方は、かなり皮膚の水分量が落ちている状況が考えられます。
あるいは、生活環境が、エアコンの中でほとんど過ごしていると、角質層の水分蒸散量を上げることで乾燥状態を生むこともあります。
保水と保湿のケアを中心に行うようにしましょう。
             
・ジュクジュクした状態がみられる方
          
一番心配なのは、このパターンの方です。
これから暑くなって、ジュクジュクした状態が皮膚に見られる場合、感染症の度合いが強くなっているケースが多く、感染症の種類によっては、適切な医療の治療が必要なこともあります。
とびひなど黄色ブドウ球菌の感染症や、カポジ水痘様発疹症などヘルペスウィルスの感染症などは、アトピー性皮膚炎の炎症状態が強い場合、症状の悪化要因に繋がっていることもありますので、注意しましょう。
        
          
明日は、生活面の対策について考えましょう。

                       
おまけ★★★★南のつぶやき

汗の対策は、日中の対策と夜、就寝中の対策で、その内容は異なります。
具体的な対策については、個々人の状況により異なってくることが多いので、お気軽にアトピー相談室までご相談ください。

●アトピー相談室 0120-866-933(受付時間 10時~19時)