梅雨の時期と、皮膚のバリア機能の問題

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                
14日からのブログで、梅雨の季節の注意点について、少し述べてみました。
そのことで、ブログの読者の方から、質問をいただきました。

                     

●読者(Aさん)からのご質問
毎年、この時期になると肌の状態が悪化します。
肘の内側や首など、少しシワができて汗がたまりやすい部分から症状が強くなるように思っています。今年も、ここ数日、肘の内側が赤くなり始めて、サインが出ているようです。
ブログに書いてあるような、洗浄方法に今年は気をつけようと思っていますが、その他、気をつけるべきことと、肘と首の対策でお勧めの方法があれば、教えてください。

                                 
今回のご質問は、夏に悪くなりやすいタイプの方からのご質問です。
大きくアトピー性皮膚炎の方の肌状態を分けると、乾燥タイプの冬型、ジュクジュクタイプの夏型に分かれるように思います。
もちろん、年がら年中、乾燥している方もいますので、必ずどちらかに属する、ということではありません。しかし、大まかには、冬に悪くなる人、夏に悪くなる人、という傾向は見られます。
この理由として、冬は大気の乾燥が、角質層の水分蒸散量を増加させることで、掻きわしなどによるダメージ肌の乾燥状態が促進されること、そして夏は、湿度が上昇、角質層の自然に蒸散される水分量は減少するのですが、逆にアトピー性皮膚炎の方の肌に定着しやすい黄色ブドウ球菌などが、感染症を誘発させやすい環境状況を作り出していることが関係している、と考えられています。

Aさんの症状は、肘の内側から始まる、と書かれていますが、これは汗からかぶれを生じて、感染症を誘発、そこから悪化要因が強まってくるように思います。
首にまで症状が現れていることを考えると、生活内で気をつけるべきこともあるように思いますが、とりあえず、キーワードは、

・汗
・炎症
・感染症

といったところでしょうか?
他の部位の状態が分かりませんが、少なくともピンポイントで、肘と首の状態だけ考えるならば、「シンプルケア+チュビファースト」が良いのではないでしょうか?
気をつけたい部分は、チュビファーストを装着させた場合、汗の量が多いと、気温次第では、かぶれを誘発することもありますので、早めの交換を行った方が良いこともあります。
また、シンプルケアで使用するオイルは、通常の保湿目的のものよりも(保湿と保護は、チュビファーストで補えるため)、掻き傷の再生など、機能性を持ったオイルの方が良いかもしれません。

いずれにしても、Aさんの場合、症状の兆候が現れ始めた際の、初期対応がその後の悪化に対して、大きなポイントとなるでしょう。
適切なケアを心がけてください。

                         
おまけ★★★★南のつぶやき

必要なケアは、その方の症状や生活習慣などにより異なります。
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