ウリ科の植物に注意が必要?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
アトピー性皮膚炎の方は、食物がアレルゲンとなって痒みの原因となることがあります。
今日は、違った視点から、一つの記事を紹介しましょう。
         
          
●カボチャなどウリ科の野菜、苦味に注意 食中毒で脱毛 初の症例報告
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/life/afpbb-3176107.html
           
苦みのあるカボチャなどのウリ科植物は強い毒性を持っていることがあり、脱毛症の原因にもなり得るとする論文が米国医師会の雑誌「JAMA皮膚科学」の2018年5月号に掲載された。論文では、苦いカボチャを食べた女性2人が食中毒になり、その後、体毛が抜けた症例が報告されている。
フランスの皮膚科医フィリップ・アスリー氏は特異な2つの症例を報告し、ありふれた植物が持つ毒性と、脱毛症の間に存在するこれまで知られていなかった関係を明らかにした。
1人目の患者はフランスの女性で、苦みのあるカボチャスープを食べた直後に吐き気を覚えて嘔吐と下痢が1日程度続き、1週間後に頭髪と陰毛が抜け始めた。アスリー氏の論文によれば女性の家族も同じ食事を取ったが女性より少ない量のスープしか飲んでおらず、食中毒の症状は出たものの脱毛症には至らなかったという。
2人目の患者も女性で、ウリ科の野菜が入っている食事をしたところ激しい嘔吐を伴う食中毒の症状が出た。一緒に食事をしていた人たちはこの野菜が苦かったため、この野菜を食べなかった。この女性は約3週間後に頭髪がかなり抜け落ち、脇や陰部も重度の脱毛症状を起こした。
ウリ科の植物の食中毒で脱毛が確認されたのはこれらの事例が初めて。
ウリ科の植物は有毒で苦みのあるククルビタシンという成分を含んでいる場合がある。この苦みはウリ科の栽培植物では品種改良によって取り除かれているが、昆虫によって栽培品種が他花受粉し、野生や観賞用の植物と交雑することがある。
アスリー氏はAFPに対し「ウリ科の苦みは一種の警告だと受け止めるべきだ」として、「子どもに残さず食べるよう強いるべきではない」と述べた。アスリー氏によれば、3年前にドイツでズッキーニが入ったシチューを食べたことによるククルビタシン中毒で1人が死亡している。
          
             
記事は、脱毛に関するものですが、毛穴は皮膚に存在しているわけですから、皮膚に対して無関係、というわけにはいかないのではないでしょうか?
実際、夕食にゴーヤを食べて、翌朝起きたら、腕を中心にまだらの赤い炎症が広がっていた、という事例がありました。その方は、他の苦みがあるウリ科の食物も、症状の差はありましたが、炎症が出やすい傾向がありました。
ウリ科の食べ物が好きな方で、思い当たる節がないのに炎症が出やすい方は、注意してみると良いかもしれませんね。

              
おまけ★★★★博士のつぶやき

植物も、身を守るためにこうした「毒性」を纏うことは、他の事例でも良く聞く話じゃ。
中毒症状が現れるぐらいの毒性がなくても、アレルギーとしては微量であれば反応しやすい、という傾向もあるから、少し気にとめておいた方が良いかもしれんの。