ランゲルハンス細胞と肌免疫(1)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
これから初夏を迎えますが、紫外線の量も増えてきます。
アトピー性皮膚炎の方は、皮膚のバリア機能が低下している状態に陥っていることが多いわけですが、紫外線もこの皮膚のバリア機能を低下させる要因になります。
また、掻き壊し自体も影響を与えることになりますが、今日は、肌免疫の中核をなしている「ランゲルハンス細胞」の記事を紹介しましょう。
             
         
●皮膚科医が解説!美肌の鍵は「肌免疫」細胞レベルの美肌アプローチとは?
https://beauty.yahoo.co.jp/beauty/articles/891900
         
体の免疫力が低下すると風邪を引いてしまうように、シミやシワといったすべての肌トラブルには「肌免疫」が関係していることを知っていますか? 「肌免疫」とは肌本来が持つ防衛機能のこと。紫外線や大気汚染、乾燥などの外側からの刺激や、栄養バランスの乱れ、ストレスといった内側からの影響から肌を守るためには、この防衛機能の働きが大きなカギとなるのです。肌本来の美しさを引き出すために重要な肌免疫の働きに関して、資生堂研究員の細井純一先生に解説いただきました。
          
▼「肌免疫」を高めるために重要なランゲルハンス細胞とは
     
ランゲルハンス細胞には2つの機能があります。
①指令機能:ばい菌や有害な化学物質などの異物を見つけて排除する機能
②自己防衛機能:紫外線や乾燥といった刺激への反応を鎮静化する機能
         
▼ランゲルハンス細胞の減少が肌免疫の低下に繋がる
        
ランゲルハンス細胞は、強い刺激にさらされると減少してしまい、また、ランゲルハンス細胞の元となるベビーランゲルハンス細胞(前駆細胞)が育たなくなってしまうのです。
紫外線などの外的刺激だけでなく、精神的なストレスも減少させる大きな刺激になることが分かっています。
ランゲルハンス細胞の数が減少すると、有害な汚染物質や、ばい菌といった肌への侵入物を捕まえて排除することができずに、体への侵入を許してしまうことによって肌や全身の病気のリスクに繋がってしまいます。
また、刺激への反応を鎮静化する機能が低下すると、紫外線や乾燥、大気汚染などの悪影響に過剰に反応してしまい、シミやシワといった肌全体のトラブルを招きやすくなってしまうのです。
しかし、スキンケアや食生活など日頃の習慣を見直すことでランゲルハンス細胞の数を回復させる力を活性化することができます。肌の免疫機能を持つランゲルハンス細胞そのものを継続的に生み育て、最適な数にすることが健康で美しい肌には重要です。
          
         
今日はまず、記事の前半部分を紹介しました。
ポイントは、「継続した刺激は、ランゲルハンス細胞の基となるベビーランゲルハンス細胞(前駆細胞)の成長を妨げる、ということでしょう。
アトピー性皮膚炎の方の場合、連鎖的な痒みに悩まされることが多いわけですが、掻き壊しによる肌のダメージは、肌免疫を低下させることで、皮膚のバリア機能を低下→細菌叢を乱す→アレルギー要因の増加→痒みを増やす→(最初に戻る)、といった悪循環の形成に関わっているのかもしれません。

明日は、続きをみてみましょう。

                      
おまけ★★★★南のつぶやき

ランゲルハンス細胞は、皮膚の状態を考えた際、かなり基本の部分で重要な要因であるといえるのかもしれません。
紫外線だけでなく、皮膚への継続した「刺激」がランゲルハンス細胞に影響を与えることがあるようですので、全般的な注意も必要になってくるでしょう。