【閑話休題】サルも温泉でストレスを解消?

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は、京都大学が発表した、温泉とストレスに関する研究記事を紹介するね。
         
       
●サル、温泉でストレス解消 京大 ふんのホルモン分析
(朝日新聞  2018.4.4)
       
人と同様に、ニホンザルも温泉でストレスを解消している――。
そんな研究結果を京都大のグループがまとめた。ニホンザルのふんに含まれる物質を分析することで、入浴によるストレス軽減効果を科学的に確認できたという。
国際学術誌に3日、論文を発表した。
京大霊長類研究所のラファエラ・サユリ・タケシタ研究員(霊長類学)らは2014年、雪の中で温泉につかる「スノーモンキー」として有名な長野県・地獄谷野猿公苑のニホンザルを調査した。5~24歳の12匹を対象に、それぞれの個体の入浴状況を調査。これと平行して、サルのふんも採取し、ストレスの目安となるホルモン「グルココルチコイド」の濃度を分析した。
その結果、温泉に入浴した週は、入浴しない週よりもこのホルモンの濃度が平均で約2割低く、ストレスが軽減されていることが分った。ストレスの低下が確認できたのは寒い冬の季節で、暖かい時期にはこうした「入浴効果」はみられなかった。
       
▼序列高いほど長風呂だが…
          
個体ごとの違いを分析したところ、群れの中の序列が高いサルほど入浴時間は長いものの、ストレスのレベルは高い傾向にあった。序列が高いと他のサルとのけんかなどの争いに巻き込まれやすいといい、せっかく温泉に入ってもその効果が打ち消されてしまうらしい。
         
            
温泉入浴が「心地よく」感じる方は多いと思うけど、サルを対象にした実験だと、ストレスの軽減が確認できたようだね。
興味深いのは、

・日常生活内のストレスが大きいと軽減される効果は打ち消されてしまう

という点かな。
プラスを得ようとしても、その前に大きなマイナスがあれば、そのプラスは打ち消されてしまう、ということだと思うんだ。
同じような事例は、実際の治療でも多いと思うから気を付けた方が良いかもね。

                        
おまけ★★★★大田のつぶやき

実際に、あとぴナビの会員の方からのご相談を見ていても、生活内での大きなトラブルを常に抱えている方は、症状の経過が乏しいことがあります。同時に、入浴を行うことで症状が大きく改善する方は、こうした生活内のトラブルが少ないようです。
ストレスにつながるトラブルの軽減は、元のトラブルの解消が必要なこともあり、なかなか難しい部分は多いかと思いますが、入浴を実践する中では、こうしたストレスの関係なども意識してみると良いかもしれません。