メリットゾーンとデメリットゾーン(3)

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
今日は、最後の部分を紹介しましょう。
       
        
●ステロイド治療の「メリットゾーン」と「デメリットゾーン」
今、あなたはどっちに立っている?
(2018年4・5月号特集より)
           
▼生活改善を基本に体が治りやすくなる条件を与え続ける
          
自分がデメリットゾーンにいるなと感じたら、まずすることは「体が治りやすくなる条件を与え続ける」ということです。
例えば、病気の本質を考えたとき、第一に行うべきは「生活習慣の見直しと改善」です。
これは一概にこうするということではなく、一人一人に合った見直しと改善を行うことが必要になります。
その次に生活習慣以外で「害していること、治るじゃまをしていることを止める」ということが重要になります。最も多い例としてはステロイド治療の副作用が積み重なっている場合で、その場合はステロイドの使用量を減らす、または脱ステロイドの方向性で治療をすることが必要になります。
まずは、こうした方針で考えていく必要があります。
          
▼デメリットゾーンを抜け出るためには、日常生活の中で自然治癒力を高めて治す。
          
基本なるのは「生活習慣の見直しと改善」と言いました。
あとぴナビでは、日常の生活習慣を7つに分類し、30年のノウハウに基づいてそれぞれに最適なケアでサポートをしています。「スキンケア」、「入浴(湯治)」、「睡眠」、「運動」、「食」、「環境」、「こころ」のケアです。
これらはそれぞれが孤立しているものではなく、上手にケアを組み立てていくとそれぞれが相乗効果を生んでいくという関係にあります。
例えば、「睡眠」、「食」、「運動」を整えていくことで、「スキンケア」がしやすくなったりする場合がありますし、もちろんその逆もあります。また、「こころ」面で家族・本人の不安解消や元気の回復が、より良い「睡眠」につながり肌の回復につながることも多く見受けられます。さらに、全身の皮膚に一番関わりありのある生活習慣である「入浴」環境を改善し、適切な入浴方法を実践することで、「スキンケア」、「睡眠」効果を高め、最終的に肌の回復に前向きに作用することがあります。
このように、無数の関係性を一人ひとりに合った形でコーディネートしています。
また、そのようなことからもステロイドを使用中の方も、これからステロイドの使用を減らしたい、止めていきたいと考えている方にも、これら7つのケアは、治る基本となる自然治癒力を高めることができるものとなっています。
         
         
デメリットゾーンの中に入っても、抜け出すことは可能です。
そのためには「条件」が必要になりますが、多くの方は、そこでリバウンドの症状を経験、かなり辛い思いをすることになります。
できればデメリットゾーンに「入らないよう」に注意して欲しいと思います。

なお、デメリットゾーンにいた場合、ステロイド剤がアトピー性皮膚炎にどのように影響を与えるのかについては、この特集の後半の部分に掲載されています。
来月のあとぴナビをぜひ、ご覧くださいね。

                         
おまけ★★★★北のつぶやき

あとぴナビの4・5月号は、4/1以降に、電子版でもご覧いただけます。
今回、紹介した特集も、エビデンスを元にしたステロイド剤の影響について掲載しています。また、ご希望の方には郵送でお届けしています(無料です)。ご利用ください。

●電子版あとぴナビ
http://www.atopinavi.com/eb/index.html