【閑話休題】香害とは?

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
花粉症の時期が近づいてきたけど、花粉症以外にも飛散物質に反応しやすい時期だよね。
今日は、「香り」の記事をWebで見つけたので紹介するね。
         
          
●芳香剤・柔軟剤・制汗剤などの「香害」! 北米で広がる「香料」の使用規制
http://healthpress.jp/2018/02/post-3477.html
         
つい最近、米国人と結婚し米国へ移住した友人の娘さんと10数年ぶりに会いました。その娘さん曰く――。
「久しぶりに日本に帰ってびっくりしたのは、どこに行っても芳香剤のニオイが強烈にするんです。米国以上ですよ。私が今、住んでいるのはデトロイト市ですが、8年前に市役所の職員に香料の使用を禁止するくらい、芳香剤などの香料使用に市民は敏感になっています。日本で米国以上に香料が充満しているのには、ガッカリしました」
ミシガン州デトロイト市が香料規制に乗り出したのは、市職員が同僚の使用していた芳香剤で健康被害(呼吸困難)にあったことがきっかけでした。
2010年に市は、市職員に香料の使用を禁止。翌2011年にはオレゴン州ポートランド市でも、市職員に香料使用の自粛を呼びかけています。また、オクラホマ州タトル市でも、市民に香料含有製品の使用自粛を訴えるなど、全米に芳香剤、柔軟剤、制汗剤などの使用自粛を求める動きが広がっています。
米国ばかりではなくカナダでも、香料含有製品の使用自粛の動きは活発です。2011年にノヴァスコシア州ハリファックス市は、「職場での香料不使用」を宣言しました。その後も、カナダでは香料不使用の企業・学校・病院が相次いでいます。
このように北米では、香料の使用自粛の動きが急速に高まっています。
          
▼規制のない日本のタクシーで「芳香剤」がブームに?
          
では日本はどうでしょう? 米国やカナダでの「香料自粛」の動きが強まるに伴い、香りビジネスを先導するP&G社は、以前にも増して「香料野放しの日本」での販売攻勢を強めているのです。つまり、今の日本は、米国以上に、柔軟剤、消臭スプレー、芳香剤、制汗剤などの「香り付き製品」が身の回りに氾濫しているのです。そして、これらの香り付け製品による健康被害も目立ってきました。
昨年末、私も芳香剤でひどい目に遭いました。忘年会の帰途、最寄駅から自宅までタクシーで帰ったのですが、芳香剤のニオイが車内に充満し、頭がクラクラ、めまいまでしてきました。家に着くまで10分くらいでしたが、本当に「地獄の車中」でした。妻に言うと、「飲み過ぎじゃないの」と冷たい一言が返ってきましたが、私は芳香剤のせいだと100%確信しています。
一昨年の夏、日本交通タクシーはP&Gと連携して、車内のニオイの原因となる食べ物や体臭などを消臭する芳香剤「ファブタク」を、エアコンの送風口にセットして、1ヶ月限定で走らせました。日本交通タクシーに問い合わせると、「現在、ファブタクは使っておりません」とのことでしたが、この「ファブタク」が登場してから、タクシーの多くが芳香剤を車内に充満させて走るようになりました。
ニオイに敏感な人にとって、芳香剤が車内に充満したタクシーは、ガス室に閉じ込められたようなものです。日本交通タクシーによれば、「現在、芳香剤の使用の可否は、運転手さん個人の判断に任せている」とのこと。タクシー会社や運転手の皆様にお願いです。顧客サービスの一環でしょうが、芳香剤の使用はやめてください。
         
▼香料には多種類の危険な合成化学物質が
        
芳香剤や柔軟剤などに使われている香料には、多種類の危険な合成化学物質が使われています。香りづけ製品に使われている香料の99%は合成香料で、日本では約300種類近く製造されています。その中の十数種類をブレンドして香料として使っているわけです。
しかし、どんな合成化学物質を使っているかは、「企業の最高秘密のひとつ」になっています。つまり、「香料」と表示されている中には、10種類以上の合成化学物質が隠されているわけです。
天然に存在せず、人工的に合成された香料を、「合成ムスク類」といいます。これらには、DNAを傷つける変異原性が強いものも多くあります。変異原性が強い化学物質は、高い確率で発がん性もあります。しかも合成ムスク類は、分解がしにくい性質のため、人体への蓄積が懸念されます。
実際、2005~07年に行った熊本大学・佐賀大学の共同研究で、日本人の母乳や脂肪組織に合成ムスク類の「HHCB」と「AHTN」が蓄積していることが明らかになっています。
芳香剤などの香料は大半が合成ムスク類です。早急に使用規制をしないと、「香害」は深刻化するばかりです。
         
▼小中学校や幼稚園でも「香害」が発生
         
昨年の夏、NPO法人「日本消費者連盟」(日消連)が、2日間にわたって「香害110番」を実施したところ、213件もの相談が寄せられました。
日消連の報告で深刻なのは、小中学校や幼稚園でも「香害」が発生していることです。今では子供も、男女を問わず、制汗剤を使うのは当たり前だといいます。制汗剤は合成ムスク類で強い香りを出したものがほとんどです。そのため「教室中にニオイが広がって倒れそうになる」という声が、児童・生徒だけでなく、学校職員からも「香害110番」に寄せられたといいます。
子供の時から合成ムスク類に曝されていけば、蓄積量も多くなり、将来どんな健康被害に遭うか分かりません。野放しになっている香り付け製品には、なんらかの規制が必要でしょう。
         
          
記事にあるように、「香り」の中には、合成の化学物質が使われているものも数多くあるようだね。
怖いのは、その合成化学物質が、どういった種類のものを使っているのかを「企業秘密」をたてに公開されていない、という部分かも。
記事では、体への「蓄積」も指摘されているけど、蓄積した影響がどのように現れるのかは、「蓄積されて一定期間たたないと、分からない」ということも怖いよね。
もちろん、体に深刻な影響はなかった、という結果が出るかもしれないけど、これまで行われた化学物質の研究からは、後天的な影響やサイレントの影響を含めて、目に見えづらい影響が身体に深刻な問題を与えることが心配されるように感じるね。

                           
おまけ★★★★博士のつぶやき

アロマで使われる精油の中にも、「臭いを強める処理」として化学物質が使われておることがあるから、含有する成分には十分に注意して欲しいものじゃ。
微量な化学物質はアレルギーを引き起こしやすい(量が多くなるとアレルギーではなく、中毒症状が現れる)ことは覚えておいた方が良いじゃろう。