ペットにもスキンケアが必要??(1)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
アトピー性皮膚炎は、ヒトだけでなく、犬猫にもみられます。
今日は、ペットのアトピー性皮膚炎の話題を紹介しましょう。
記事が長いので、2日分けて掲載します。
            
             
●ペットのアレルギーは「スキンケア」で予防できる。猫と毎日風呂に入る時代は目前?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/011201095/?rt=nocnt
          
近年、ペットの皮膚炎から食物アレルギーが発覚するケースが増加。これに対応する病院も拡大中だということは前回、前々回でお伝えした。
そして人間同様、ペットのアレルギーが判明した場合の治療および予防のために重視されるのが「スキンケア」だ。人間の場合、保湿がアレルギー発症の予防になることが乳幼児の段階から強く推奨されているが、「ペットの場合、まだまだスキンケアの重要性が広まっていない」と日本動物医療センター(JAMC)グループ麻布十番犬猫クリニックの島田健一郎院長(日本獣医皮膚科学会認定医、獣医学博士)は指摘する。
最新の動物アレルギー検査とその対応、予防について3回にわたって紹介するこの企画。最終回は予防につながるスキンケアの重要性について話を聞いた。
       
▼ペットのアトピー、“スキンケアの重要性”に注目
       
島田院長は犬猫の皮膚科診療を日々専門的に行いながら、大学院時代からの研究テーマである「犬猫の皮膚バリア機能」の研究を臨床に生かしている。以前は「アレルギーの原因は、生体の免疫システムの異常」だけと見られていたが、人間のアレルギーの研究が進み、肌のバリア機能の低さも原因の一つであることが分かってきたのだという。
「もちろん、犬や猫のアレルギーの原因として免疫システムの問題が基本としてあるのは変わらないが、それだけでは説明がつかない部分があったり、免疫の方面からアプローチするだけでは管理できないアトピー性皮膚炎(以下、アトピー)があったりする。そのため、犬猫でも『免疫学的機序以外の原因もあるのではないか』と考えられるようになってきており、特にペットのアトピーについては、人間と同じように“スキンケアの重要性”が注目され始めている」(島田院長)
だがスキンケアといっても、多くのペットは毛に覆われている。どうスキンケアを行うのか。
       
▼ペットも「皮膚を清潔に保つ」「しっかり保湿する」時代に
          
島田院長は「皮膚を清潔に保つ」「しっかり保湿すること」という2つのポイントからスキンケアを行っている。
このうち皮膚を清潔に保つ手段の一つがシャンプーだ。「以前は犬を屋外で飼っていることが多かったので、臭いが気にならなかった。今は室内飼いがほとんど当たり前になり、シャンプーの頻度が増えている。また皮膚へのダメージが大きいため、犬のシャンプーは頻度を抑えたほうがいいといわれる時代もあったが、今は汚れを落としすぎず、刺激が強くないペット用のシャンプー剤や皮膚を保護する保湿剤なども増えた。このためむしろ積極的に使ったほうが“皮膚の衛生上良い”という考えに変わってきている」(島田院長)。
島田院長が2009年に発表したデータによれば、犬のアトピーでも人間と同様に皮膚のセラミドが減少し、バリア機能が低下している(※1、2)。「ヒトでは1980年代くらいからバリア機能の重要性が注目されていたが、動物では2010年代に入ってから。ヒトより30年は遅れている」(島田院長)。動物のスキンケアに関しては、ヒトの皮膚科理論と類似している点が多いので「犬や猫もスキンケアによってバリア機能を高めることが重要」(島田院長)。ただし動物の場合、保湿といっても人間のように化粧水を塗るケアは難しい。そこでシャンプー後にコンディショナーやトリートメント製剤を使ったり、週に1回、首に垂らすだけで全身の皮膚に必要な栄養成分(セラミド、コレステロール、必須脂肪酸など)が行き渡る乳液のような保湿剤を使ったりする方法、さらにはセラミドなどを配合したサプリメントタイプの保湿剤を服用させる方法でケアするという。
まだ、島田院長は今後は科学的な知見をベースにした「ペットの美容」が求められるようになると予測している。ペットを家族の一員として接する飼い主は多く、今や病気やけがで動物病院を受診する飼い主は2割にとどまり、「健康な子を病気にならないようにする予防ケア」のために来院するケースが増加しているという。
例えばフケがよく出る、毛がよく抜けるなど、皮膚病にまでは至らない皮膚トラブルはよくある。人間なら「ちょっといいシャンプーを使う」「ローションで保湿する」という選択肢がある。だが動物の場合は情報がないので、放置して皮膚病に進んでしまうケースも少なくない。「美容というと“見た目のためのケア”というイメージが強いが、そうではなく、皮膚病の前段階のペットたちを、より健康的にかわいくするということ。その部分を、科学的な根拠をもって、広めていくことを重要視している」(島田院長)。
            

今日は、前半部分の記事を紹介しました。
基本的な犬猫のアトピー性皮膚炎発症の原因は、人間のアトピー性皮膚炎で最近増加している皮膚のバリア機能の低下と同じものがあるようです。
これは、最近の犬猫が室内飼育が増えていることともしかすると関係している部分があるのかもしれません。
人と犬猫は生活習慣は、基本的に異なりますが、生活環境は同一空間にいれば同じと言えます。
今の私たちが生活する住環境にバリア機能を低下させる要因があるのならば、少し視点を変えた研究も必要になってくるのかもしれません。

明日は、後半部分を紹介します。

                          
おまけ★★★★中田のつぶやき

商品開発担当の中田です。
あとぴナビで取り扱っているサプリメント、TGFガードとFグリンアップは、日本大学の獣医学に携わる先生が、犬のアトピー性皮膚炎を元に、ヒトへの応用へと進化してきたものです。
先生は、かなり前から皮膚のフィラグリン量に注目されていましたが、犬猫のアトピー性皮膚炎の研究が進めば、それはヒトのアトピー性皮膚炎にも還元されていくことも期待できるかもしれませんね。