花粉対策は1月から?(2)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                
今日は昨日の続きで、今の時期からどういった対策を行えば良いのかを考えてみましょう。

花粉が飛び始めてからは、基本的には物理的な対策が中心となります。
しかし、今の時期はまだ花粉の飛散が多くはありませんから、「花粉を防ぐ」ための対策は必要ありません。
花粉症自体の反応は、免疫反応による炎症です。
花粉症ではない方は、自分の体がコントロールしている免疫反応を抑えきれないことで生じているパターンが多いと言えます。
中には、ヘルパーT細胞の関係で、炎症反応を強くしてしまっているケースもあると思いますが、最近増加している花粉症は、他のアレルギー疾患同様に、「抑える力が弱っている」ことが原因とも言えるでしょう。

実際、花粉症の予防的な対策で多い、乳酸菌などは、こうした免疫機能の調整が目的です。
ただ、アトピー性皮膚炎の場合を考えると、抑える力が弱いのと同時に、体内でアレルゲンに反応しやすいB細胞(sIgE+B細胞)が増加していることも原因の一つといわれていますが、花粉症にも同様にこのB細胞が関与している可能性がありますから、その場合には、サプレッサーT細胞のことを考えても、解決に至らないケースは増えてくるでしょう。

では、どういった対策が良いのでしょうか?

生活環境、生活習慣は個人差が大きいので、ひとくくりにして「こうすれば良い」という答えを導き出すのは難しいのですが、最大公約数を求めていくことは可能です。
アトピー性皮膚炎も絡めて考えるならば、

1.リズムを含めて考えた十分な睡眠の確保

2.適度な運動

3.食物繊維やミネラルをしっかり摂取した食生活習慣

4、ストレスを減らす

といった、健康を考えていく上で、ごくごく普遍的な生活を心がけることです。
ただ、今の社会環境を考えると、多くの方が「普通の生活」を送れていない現状があります。
スマホをいじっていたら寝るのが12時になった、今日は昼、夜とも外食だった、仕事が終わるのが遅くて頑張っても週末にしか運動できない、仕事、家庭などストレスがかなり溜まっている・・・・こうした方は多いのではないでしょうか?
こうした生活習慣をどのように変えていくのか、答えは自分の中にあり、そして自分自身で実行していく必要があることは忘れないようにしましょう。

                 
おまけ★★★★博士のつぶやき

花粉症の予防として、乳酸菌が宣伝されるケースは増えてくると思うが、過信は禁物じゃの。
乳酸菌は腸内環境や免疫機能の影響を与える部分は多いのじゃが、そこで問題になるのは、腸内環境が乱れている人の「一部」に影響を与える、という部分じゃ。
仮に腸内環境が安定して良い状態にある人が乳酸菌を摂取しても、良くて不変、悪くすると乱すこともあり得る。
「宣伝」されておる企業側の情報は鵜呑みにするのは注意して欲しいの。