寒い時期の保湿ケアとは(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は昨日の続きです。
寒い時期の保湿ケアの注意点について考えてみたいと思います。

まず、皮膚に塗布したオイルは、一切、触れることがなければその機能はある程度保たれます。
しかし、実際には衣類との摩擦や、手で塗布した部位を触れることで、時間の経過とともに、少しずつ「落ちて」いきます。
そこで、冬の保湿ケアは、塗布した部位に合わせて、適切に「塗り直す」ことを行うようにしましょう。
衣類に覆われた部位は本来、衣類そのものが水分蒸散のカバーとなるのですが、衣類に付着したホコリや衣類の成分、あるいは残留した洗剤の影響で、バリア機能を低下させることがあります。
そのため、衣類に覆われた部位も、「違和感」を感じるようであれば、保湿ケアを一定時間で塗布し直すようにしてみましょう。
衣類に覆われていない部位は、乾燥の兆候が現れる前に塗り直すことをお勧めします。
具体的には、乾燥が非常に気になる方は3時間前後、少し気になる方は日中に一度塗り直す、といった頻度で行ってみましょう。
また、就寝前は、必ず保湿ケアを行ってから寝るようにしましょう。

保湿ケアがある程度、維持できていれば、お肌の状態も維持、あるいは悪化を防ぐことができるようになります。もちろん、悪化要因が乾燥以外にある場合には、その改善が必要ですが、今の時期、乾燥が悪化要因の一つになっていることが多いので、対策を行うことは無駄ではないでしょう。
なお、乾燥が著しい場合、例えば、V字欠損などが見られたり、水分が常に浸みるような場合には、保湿ケアと同時に「保護ケア」も行うようにしましょう。
あとぴナビのケアとして、冬の時期にお勧めの保護ケアは、チュビファーストを使ったケアです。
筒状の包帯で、イギリスではアトピー性皮膚炎の医療用具の認定も取得しているアイテムです。二重に装着、一重目を湿らすことで体熱による水分を蒸発させた空気の層を二重の包帯の間に作り、保水機能も持たせることができます。
筒状ですので、腕や足などには使いやすいアイテムです。
もし、筒状で使いづらい部位があれば、薬局で売っているリント布でも良いでしょう。
リント布の場合も、保護だけであれば、そのまま装着すれば良いのですが、保水機能を持たせるのであれば、チュビファーストと同様に二重に装着、一重目を湿らすようにしましょう。

寒い時期、角質層にいかに「水分を留めるのか」、これをしっかりと考えたケアを実践するようにしてみましょう。

                             
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方の場合、この「保水」「保湿」「保護」の目的を混同して捉えてしまい、自分の肌にあった目的別のケアが十分にできていない、というケースがあるようじゃ。
保水をベースに、保水を「支える」ために「保湿」があり、保湿を適切に維持するために「保護」があることを忘れないようにして欲しいと思うの。