友だちの家で遊ばない??(2)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は、昨日の続きです。
        
         
●なぜ子供は友達の家で遊ばなくなったのか
https://news.goo.ne.jp/article/president/life/president_24160.html?page=1
        
■本音トークもオンラインで
女性の皆さんは子どもの頃、仲の良い友達と“ないしょ話”を学校のトイレでした経験はないでしょうか。あの頃は「二人だけの秘密」と言いながら、もしかしたら誰かに聞かれてしまうかもしれないというドキドキ感を楽しんでいたふしもあったように思います。ですが、そうしたやりとりは、今やオンライン上で展開されています。
タダ・ネイティブたちの“ないしょ話”のメインツールはLINEです。2017年の子ども調査によれば、LINEなどのメッセージアプリは小学生の普及率は2割弱とまだ低いものの、中学生では5割弱の子が使用しています。中1の男の子も「学校のクラスで作っているLINEグループには、スマートフォンを持っていない子以外はほぼ入っている」と話しており、子どもたちにとって重要なコミュニケーションツールになっているようです。
なおこの男の子は、担任の先生が問題のある先生らしく、クラスのLINEグループで25人同時にグループ通話をし、何時間もその先生について愚痴を言っていたといいます。もちろん、都合にあわせて抜けたり入ったりもOKです。また、小5の女の子は「いじめにつながる可能性がある」という理由から、学校で修学旅行の班分けの話をするのを禁止されているものの、その反動からクラスのLINEグループがその話でもちきりになっているそうです。
こうしたオンライン上、特に公開範囲を制御できるSNS上でのないしょ話の良さは、トイレと違って誰かに盗み聞きされる心配がないことです。ある中1の女の子は、仲の良いリアルの友達とだけつながるTwitterの“鍵付きアカウント”を持っており、恋バナはそのアカウントでするといいます。
また、必要に応じて期間限定のLINEグループを作ったり、個別のトークで話すにとどめたりするなど、「誰がその投稿を見るのか」をちゃんと考えてSNSを使っている子がほとんどです。こうした特徴は、SNS黎明期に生まれ育ったタダ・ネイティブのネットリテラシーの高さを感じさせます。
          
■“リアルとネット”は地続き
ここまでで紹介したように、タダ・ネイティブたちは、公園や友達の家で一緒に遊んだり、仲の良い子とないしょ話をしたりといった、かつての子どもたちがリアルの領域でしていたことの多くをネットでするようになっています。その要因のひとつは、ネット上で伝えられる情報量が大幅に増えたことです。
私が中高生時代を過ごしたガラケー全盛期は、メールで絵文字やデコメ、解像度の低い写真を送るのが精いっぱいで、リアルコミュニケーションと同様の即時性や感情の機微の表現は不可能でした。しかし今は、スタンプや高解像度の写真、動画を即時に送ったり、グループ通話で大勢の友達と同時に話したりと、コミュニケーションの手段が多彩です。
しかも、家庭内Wi-Fiが普及したことで、親が通信料を払っていれば、子どもたち自身はこうした大容量のコミュニケーションをタダで使えます。通信技術の進化とその料金体系の変化により、ネットはリアルと遜色ないやりとりを、リアル以上に便利かつ楽しくできる場になったのです。
それゆえタダ・ネイティブたちは、リアルとネットを区別しません。便利で楽しいのでネットを使っていますが、そこで交流しているのはリアルの友達です。前述の「共闘部」の例についても、「友達の家に通っていたら、友達のお兄ちゃんやその友達と仲良くなった」という以前からある事象のオンライン化といえるでしょう。彼らにとってリアルとネットは、明確な境界のない“地続きの空間”なのです。
        
■“リアルとネット”にまつわる常識が変わる
価値観の形成期にネットに親しまなかった世代は、どうしても「リアルがメイン、ネットはサブ」という感覚になりがちです。しかし今や、チャットやメールのやりとりによるリモートワークでほぼすべての業務をする会社ができるなど、その位置づけが逆転する事象も増えてきました。“リアルとネット”を区別しない世代が社会の多数派になった時、こうした流れはさらに加速するでしょう。
一方で、昨今の若者間でのレコードやラジカセの流行や、「好きな人に告白する時は、LINEではなく手書きの手紙」と話す中2の女の子の声を聞くと、「これはリアルでやったほうがいい」という揺り戻しも起きるのではと思います。いずれにしても、タダ・ネイティブたちは「これはリアルでやるもの」「これはネットでやるもの」という従来の境界線を塗り替え、新しい生活をつくりつつあります。
          
            
後半部分での問題点を探すと、「リアルとネットを区別しません」という部分でしょうか?
Webの情報の真偽を考える問題となったフェイクニュースなどは、まだ最近の話題ですが、リアルの情報は、時間や距離など、物理的な「枠」を必要としますが、Webでの情報は、そうした「枠」を考えずに取り込むことが可能です。
しかし、ヒトの体は、やはり物理的な存在ですので、「寝る」「体を動かす」「食べる」といった行動にも、時間や距離を必要とします。
ネットでの常識が全てリアルでも通用することはないのですが、そこの理解が少ないと、リアルで「必要な行動」をおろそかにすることもあるかもしれません。
先日のショウゴ君が取り上げていた「スマホの電磁波」の問題も考えると、リアルとネットを区別することは、当たり前のことですが、とても大切になるように思います。

                     
おまけ★★★★東のつぶやき

最近の若い人は、ラインを中心にコミュニケーションをとっているため、電話が苦手な人が多いそうです。
もちろん、今後、こうした「生活習慣」が、ヒトの生活の中心にくるのかもしれませんが、Web上で生活の全てを完結することは不可能ですが、どうしてもヒトとの接点を持つことは不可欠な要因です。
ヒトの成長は、心身の機能のための「訓練」といえますが、こうした生活習慣の構築も、生体に関わる「訓練」につながっていることは忘れないようにしましょう。