友だちの家で遊ばない??(1)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                     
子どもの生活習慣が大きく変わってきていることは、最近、よく耳にします。
もちろん、その変化は良い変化もありますが、中には生体に影響を与えている可能性がある、と思われる変化もあります。
今日は、一つの記事を紹介しましょう。
          
         
●なぜ子供は友達の家で遊ばなくなったのか
https://news.goo.ne.jp/article/president/life/president_24160.html?page=1
        
子どもたちが「友達の家」で遊ばなくなっている。博報堂生活総研が子ども(小4?中2)を対象に調査した結果、「放課後に友達の家でよく遊ぶ」という子は過去最低となった。子どもたちはどこで友達と遊んでいるのか。博報堂生活総研の十河瑠璃研究員が考察する――。(第5回)
       
■「友達づきあい」の場はどこに変わったのか
博報堂生活総合研究所は今年、子ども(小4?中2)を対象とした大規模調査「子ども調査2017」を実施しました。この調査は20年前の1997年から同じ調査設計、項目で実施されている長期時系列データ(ロングデータ)です。
3回目となる今回の調査では、物心のつく頃から自由にインターネットを使える環境にある子どもたちは、「基本的にはタダ=無料で十分」という姿勢を起点に新しい価値観を生み出し始めていることが見えてきました。連載第5回は、そんな“タダ・ネイティブ”たちの特徴を「友達づきあい」の面から考えます。
「子ども調査2017」によれば、「自宅以外でよく遊ぶ場所」として「友達の家」と回答した数は過去最低となりました。その背景を家庭訪問調査で伺った親御さんに尋ねると、「共働きで両親が夜まで家にいない家庭が多いので、あまり家の行き来はさせないようにしている」という声が多く上がりました。
連載第2回でご紹介した通り、厚生労働省の調査「第14回21世紀出生児縦断調査(2015年)」によれば、14歳の子どもでは今や母親の8割がワーキングママ。親の目の届かないところでの家の行き来はさせにくい、というのはうなずけます。加えて、そもそも遊ぶ時間がなさそうな忙しい子も増えているようです。
「子ども調査2017」によれば、塾に通っている子は4割強、習い事をしている子は7割で、特に習い事をしている子は調査開始以来最多となりました。家庭訪問した子の中でも、塾と複数の習い事の合計で週5?6日通っている子が何人かおり、子どもたちの放課後が忙しくなっていることがうかがえます。
友達の家に行かず、塾や習い事で忙しい子どもたち。そんな彼らは、以前のように友達と遊ばず、関係が希薄になっているのではと思われるかもしれません。しかし、家庭訪問調査を通して見えてきたのは、家の行き来こそないものの、ネット上に集まって一緒に遊ぶ子どもたちの姿でした。
         
■放課後はネットに集合
かつての子どもたちは、学校や公園といったリアルの場でタテ・ヨコの人間関係を深め、広げていました。しかし、塾や習い事で忙しい子が増え、皆で時間を合わせて遊びに行くことが難しくなった結果、子どもたちの主な集合場所はリアルからネットへと移っているようです。
ある中2と小4の兄弟は、家のゲーム機でネットに接続し、同様に自分の家のゲーム機からネットに接続している友達と一緒にゲームをプレイしています。写真では2人でプレイしているように見えますが、あらかじめ友達と時間を約束し、同じ時間にネット接続することで、マイクで話しながら一緒に遊んでいるのです。しかも、操作や会話のタイムラグはほとんどないため、どちらかの家で一緒にプレイするのと遜色ないコミュニケーションができているようでした。
また、別の中2の男の子は、スマホゲームの「共闘部」というLINEグループに入っており、そこでゲームの攻略情報を教え合っています。そのグループは、メンバーが次々友達を追加していく形で拡大しており、直接会ったことのない人や社会人・大学生などの年長者も混じって交流しているそうです。彼らにとって、ネットは一人で使うためのものではなく、友達との集合場所なのです。
なお子どもたちは、こうしたオンラインゲームやLINEでのやりとりを、お風呂や宿題といったそれぞれの都合に合わせて抜けたり入ったりしながら、夜遅くまでやっています。友達の家に行くのでは、その間はほかのことはできませんし、夕方になれば帰らなければいけません。でもネットなら、フレキシブルにつながれて、門限もありません。ネットのこうした性質は、放課後の生活時間がバラバラになっているタダ・ネイティブたちにはなじみやすいのでしょう。
         
        
全文は長いので、今日と明日の2回に分けたいと思います。
前半部分で、気になるのはやはり、「リアルからネットへと移っているようです」という部分でしょうか。
ヒトに関わらず多くの動物の幼体は、成体よりも多動の傾向がみれらます。
これは、代謝を上げ、成長を促すための自然の行動とされています。昔の子どもたちは、外で遊ぶことも多く、そこで「体を動かす」という行為を自然と行えていました。
しかし、最近の社会環境では、外で遊べる場所も限られ、習い事など遊ぶ時間を削られる子ども多く、また、社会的に子どもたちだけで外で遊ばせることが危険とされている傾向もあるようです。
昔のアトピー性皮膚炎が、大きくなれば自然と治る、と言われていた一つの理由は、身体の成長と共に内分泌機能や自律神経も成長することで免疫機能もコントロールされることが考えられています。
しかし、そのためには、十分な睡眠、そしてバランスよい食事、しっかり体を動かして遊ぶ、という心身の成長を促す行動が必要になりますが、今のこどもたちは、それに反する生活習慣を行っていることが、アトピー性皮膚炎を治りにくくしている原因なのかもしれません。

明日は、続きの部分を見てみましょう。

                    
おまけ★★★★大田のつぶやき

もう一つの問題点は、最後に書かれている「なお子どもたちは、こうしたオンラインゲームやLINEでのやりとりを、お風呂や宿題といったそれぞれの都合に合わせて抜けたり入ったりしながら、夜遅くまでやっています。友達の家に行くのでは、その間はほかのことはできませんし、夕方になれば帰らなければいけません。でもネットなら、フレキシブルにつながれて、門限もありません。」という部分にあります。
自律神経は、常にオンとオフの切り替えを行うことでバランスを保ちます。
リアルでは、家まで帰る、といった行動も必要ですから、こうしたオン、オフの切り替えを自然に行うことが出来ますが、ネットの世界では、行動と行動の間の「休憩の時間」をとりづらい、ということも言えます。
体のバランスは繊細であることは忘れてはいけないでしょう。