2017年を終えて

今年も、今日が最終日じゃな。

 

 

 

 

 

 

 

                         
毎年、年末を迎えて、今年のアトピー性皮膚炎を取り巻く環境はどうじゃったのかを考えてみると、年ごとにやはり変化は感じられるの。

ここ数年は、あとぴナビでも、アレルギー的な体内の要因よりも、バリア機能を中心とした皮膚機能の要因に主眼を置いてきた。
もちろん、バリア機能の要因が「全てのアトピー性皮膚炎の発症要因」というわけではない。
やはり、アトピー性皮膚炎は、単一の原因により生じ得る疾患、というわけではなく、いくつもの原因が関わって生じる症候群的な意味合いが強いのじゃと思う。

しかし、アトピー性皮膚炎を発症したあとで考えると、症状を悪化させる要因としてバリア機能は、ほとんどのアトピー性皮膚炎に関わってくることは確かじゃろう。
この症状の悪化要因と病気としての発症要因の違いがあることが、アトピー性皮膚炎を、より複雑にしておるのかもしれん。

来年も、アトピー性皮膚炎に関しては、数多くの新たな研究が行われ、発表されることじゃろう。
それらの報告の中で、「自分のアトピー性皮膚炎に関わっているのか」については、よく見極めた方が良いかもしれんの。

ただ、そのことは、それだけアトピー性皮膚炎に対して深い理解が進んでいる証であることも確かじゃ。
各自のアトピー性皮膚炎の原因が、正しく付きとめられ、そして解決に導かれることを祈っておる。

では、来年もよろしく。
そして、良い年を。