【閑話休題】成功報酬型の治療薬?

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
昨日は投票日でしたね。
消費税の使い道が話題になったりしているけど、興味深い記事を見つけたので紹介するね。
        
       
●治ったときだけ支払う「成功報酬型」のがん治療薬「キムリア」で医療は変わるか?
http://healthpress.jp/2017/10/post-3286_3.html
    
▼「キムリア」の薬価は、約5300万円と超高額!
    
「キムリア」の最大の課題は、薬価だ。
「キムリア」の薬価は、遺伝子操作技術が高コストのため、治療1回あたり47万5000ドル(約5300万円)と超高額。したがって、一部の高所得層の患者に限定した成功報酬制度が導入されたのだ。
厚生労働省は導入可能かを検討するが、医療の高度化の追い風のさなか、日本の薬価制度の改革や医療経済の変革に一石を投じるかどうかが問われる。
        
「キムリア」の薬価に懸念を深める根拠がある――。
        
2014年9月に、悪性黒色腫という皮膚がんの治療薬オボジーボ(ニボルマブ)が100mgあたり72万9849円で収載され、1年間使用すれば、およそ3500万円に上る事実が判明したからだ。
高額になった理由は二つ。オポジーボが日本で初めて承認されたため、他国の事例を参考に薬価を決定できなかった点。さらには、オポジーボが悪性黒色腫という珍しい皮膚がんの治療薬として初めて承認された点だ。
つまり、患者が少なくても医薬品メーカーが開発費を容易に回収できるように、高い薬価が予め設定された。
したがって、成功報酬型の新薬「キムリア」も例外ではない。日本の薬価は、費用対効果や需要と供給の市場バランスだけでは、決して決まらない現実を知るべきだ。
ちなみに、100mg当たりのオポジーボの薬価は、イギリスでは約14万円、ドイツ連邦約では20万円、アメリカでは約30万円とかなり低い。
今回のような成功報酬型の新薬の導入は、大いに問題視すべきなのは明らかだ。新薬「キムリア」は、オポジーボの二の轍を踏むのだろうか? 
            
            
薬価の仕組みは、少々ややこしいので、分かりづらい部分はあるけど、以前、話題となったオポジーボよりも、今回のキムリアは高い、ということは確かみたい。
治療1回あたり5,300万円、というのは、もしこれが保険適用された場合、高額医療で患者の負担は4万数千円、残りの5,000万円以上が全て保険負担、ということになるから、今の社会保障費を大きく揺るがすことになるのは確かだよね。
おそらく、今の金額で保険適用されることはないのだろうけど、高額の理由が、薬の製造費に係る部分で決められているのではなく、開発費を加味した部分で決められていることは、今後の新薬開発に不可欠な部分とは言え、個人の負担を多くの人が賄うことになる部分でみると、課題も多いのかもしれないね。

                      
おまけ★★★★博士のつぶやき

新薬が開発されることは、医療の分野を進歩させる上で不可欠な要因であることは確かじゃ。一方、薬の種類によっては耐性菌を生む問題を抱えたり、今回のような費用の問題を抱えることもある。
短期でみれば企業の利益を優先すべきなのかもしれんが、長期の視点で見ることも、今後は大切になってくるのかもしれんの。