アトピーと衣替えとケアの注意点

明日から10月、衣替えを迎える。

 

 

 

 

                    

 
ネットで調べると、衣替えは、明治時代に制定された習わしのようじゃ。

衣替えとは、もともと中国で始まった習慣で、平安時代に日本に伝わったようじゃ。
最初は、衣類を多くもっておった貴族の習慣じゃったが、江戸時代になると武家社会などにも広まったそうじゃ。
そして、明治時代に入ると、役人・軍人・警察官の制服として洋服を着ることが政府によって定められ、夏服と冬服の時期が、ちょうど今の衣替えに該当、その後、学生服にも夏服と冬服が取り入れられ、そして一般にも定着するようになったそうじゃ。

つまり、衣替えの時期とは、かなり昔の気候に合わせた制度、ということじゃな。
ここ数年は、10月1日は、まだ残暑が残っておるような気候の年もあったから、衣替えが「早すぎる」ときもあったが、ここ数日の気候を見ると、今年は「衣替え」の時期に比較的合っておるような気もする。

そして、アトピー性皮膚炎の方は、こうした気候の変動には敏感に反応して欲しい。
特に気をつけたいのは、「夜の冷え込み」「日中の汗」の二つじゃ。
夏と残暑、そして秋の最初の段階の違いは、最高気温の高さよりも、日中の気温の差が大きいことがポイントになる。
ここ数年だけを見てみると、
      
●東京の月ごとの最低気温と最高気温の平均の差
        
年度  7月 8月 9月 10月
2014年 6.6 6.4 6.8 7.0
2015年 6.9 6.6 6.6 7.9
2016年 7.6 7.7 5.8 7.3
2017年 7.8 7.0 7.3 ??
       
といった状況じゃ。
いろいろな気象条件は、台風が来る回数や前線、高気圧の状況によって変わるから一概には言えない部分があるのじゃが、それでも、毎年、10月になると気温差は7度を超えておる。
今年は、7月からすでに気温差が7度を超えておる状況が続いておるから、10月は8度を超えてくる可能性があるのかもしれん。あるいは、7度台ならば、ここ数カ月と同じ気温差であると言えるから、服装などへの注意も変わってくることになるじゃろう。

いずれにしても、こうした気候の差は、ちょっとした「皮膚の違和感」で始まることが多い。
そうした違和感に合わせて、適切なケアに変化できればよいのじゃが、違和感が生じているにも関わらず、夏のケアをそのまま持続すると、気が付いた時には、角質層の水分不足から生じるマイナス点(痒みの神経線維の問題や、バリア機能の低下の問題など)の影響を受けておることがあるかもしれん。
本来なら、秋の季節は、アトピー性皮膚炎の方にとって、過ごしやすい時期と言える。
じゃが、こうした気候の変化に合わせたケアをしっかり行えていないと、悪化要因の悪循環が形成されることもあるから注意して欲しいと思うの。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

秋の季節、就寝時のケアは特に注意して欲しいと思います。
夜、寝ている間に知らず知らずのうちに掻き壊す、といったことも、秋の季節に突然現れることがあります。
気温と湿度の低下は、角質層の水分蒸散量に影響を確実に与えていますので、自分の肌状態を見ながら、水分不足に陥らないようなケアを行えるように気をつけましょう。