秋のアトピー悪化のサインを見落とさないようにしよう(1)

9月も下旬に入ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
台風が通過したあと、気温が上昇したが、これからは少しずつ秋から冬に向かって季節が進んで行く。
今年は、比較的気温が下がるのが早いようじゃから、久しぶりに、秋の季節を実感しながら過ごせるかもしれんの。

アトピー性皮膚炎の方にアンケートを取ると、一年の中で最も過ごしやすい季節として「秋」と答える方が多い。
これは、汗が流れ出る暑い季節が終わり、また大気も大きく乾燥しているわけではないので、お肌のコンディションを整えやすい、ということがあるのじゃろう。
また、夜の睡眠も残暑の時期が終わって、少しずつ取りやすくなることも関係しているのじゃと思う。

とはいえ、秋の季節が終われば、すぐに多くのアトピー性皮膚炎の方にとって「大敵」といえる「冬」を迎えることになる。
体調とお肌の状態は、こうした季節の変化に敏感な部分がみられることも多いのじゃが、悪化するときには、何らかの「サイン」が現れていることも多い。
そこで、秋の時期に見逃さないようにしたい体の「サイン」について見ていこうと思う。

●お肌の乾燥のサイン

秋から冬に向けた季節の変化の中で、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる要因の一つが「乾燥」じゃ。
湿度の低下と共に、角質層の水分蒸散量は増加、肌の乾燥状態はバリア機能の低下につながることで、アトピー性皮膚炎の悪化要因となる。
夏は汗もかくことで、「自分の力」でスキンケアが行えていた人も、冬に近づくと、その力が弱まることで、乾燥に対する備えが弱まることが多い。

まず、気にしたいのは、朝、起床した時の「お肌の違和感」じゃ。
よく聞く「違和感」として、「お肌がピリピリする」「チクチク、ムズムズする」といったものがある。
これらは乾燥からバリア機能が低下することで、外部からの刺激に対して敏感に反応をしやすい状況になり生じる「感覚」と言えるじゃろう。
特に、夜は昼よりも湿度が下がりやすく、乾燥しやすい条件が整ってくる。
布団に覆われた部位はまだしも、顔や首、腕や手など、布団の外に出ている部位に、何らかのサインが現れることは多いようじゃ。

明確な「痒み」という感覚でなくとも、お肌のちょっとした違和感を感じた場合には、まず「乾燥」を疑うようにした方が良いかもしれんの。
基本的に、こうした違和感は、お肌の異常状態としても「軽微」な状態と言える。まずは、保湿力を持ったローションやジェルなど「保水」系のアイテムでスキンケアを行うとよいじゃろう。
もし、お肌の見た目でカサツキがみられるようなら、保水を多めに、保湿を重ねて行うようにして欲しい。
この季節のお肌の違和感は、ある意味、「警告信号」としてお肌が出しているサインとも言える。
「お肌の声」に耳を傾けて、しっかり対応したいところじゃの。

明日は、「冷えのサイン」についてみたいきたい。

                   
おまけ★★★★南のつぶやき

この時期の乾燥に対するケアは、保水と保湿がポイントになります。
バリア機能の低下からアトピー性皮膚炎の症状悪化を招くことがないよう、お肌の「サイン」に耳を傾けながら、早め早めの対処を行うようにしましょう。