スマホがアトピーに悪いわけ(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

               
今日は、昨日の続きでスマホが、どのように体に悪影響を当てるのかについて考えましょう。
          
         
●「寝ながらスマホ」が体に悪い理由
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/16/mobile-phone-bedroom-risks_n_4976895.html
         
イギリス情報通信庁の調査によると、イギリス人の10人に8人は、夜に寝ているときも携帯電話のスイッチを入れたままにしている。また、およそ半数の人が、携帯電話を目覚まし時計代わりに使っているという。
さらに、ハフィントンポスト・イギリス版と市場調査会社YouGov社の共同調査によれば、イギリスに住む18歳~29歳のスマートフォン利用者の63%が、寝るときは携帯電話やスマートフォンやタブレットをすぐ脇に置いていると回答した。
こうした調査結果からは、われわれがこうした機器にどれだけ愛着を持っているかがよくわかる。だが、睡眠の専門家らは、本物の目覚まし時計を買って、携帯電話は玄関にでも置いておいた方がいいと指摘する。それには、さまざまな理由がある。
第一の理由は、専門家らが過覚醒と呼ぶ状態になりやすいことだ。これは、睡眠中に携帯電話の電源を切らない場合に、特にあてはまるという。
睡眠を研究するニール・スタンリー博士は、「Mail Online」の記事でこう説明している。「夜に快適な睡眠を得るには、安らかな気持ちになり、心配ごとが何もない状態になる必要がある。だが、寝るときに携帯電話を近くに置いていると、無意識のうちに携帯電話に注意を向けてしまう。脳が状況を監視しようとするため、睡眠はより浅くなり、邪魔されやすくなるのだ」
このことも問題だが、睡眠にとって最大の危険は、携帯電話の画面から放たれる光だ。同じMail Onlineの記事で、ハーバード大学の睡眠医学教授チャールズ・ツァイスラー氏は、この光は人間の体に備わる自然のリズムを妨げ、「今は昼間だ」と体に信じ込ませる働きをすると指摘している。
画面から放たれる光には、ブルーライト(高エネルギー可視光線)が多く含まれるが、この光は刺激作用が強いため、夜間に大量に浴びていると概日リズムが乱されるのだ。
サリー大学の神経内分泌学者デブラ・スキーン氏によれば、「網膜内の細胞はメラノプシンと呼ばれる感光色素を含んでおり、ブルーライトに対して非常に敏感であることがわかっている」のだそうだ。
だから、真夜中に目が覚めてしまい、携帯電話を触りたくてたまらなくなっても、そうしない方がいい。画面の光によって、睡眠はさらに妨げられることになるからだ。
ミシガン州立大学の研究者らが1月に『Organizational Behavior and Human Decision Processes』誌に発表した研究論文も、スマートフォンの利用と睡眠に関する従業員の習慣に注目している。
研究者らによれば、午後9時以降も仕事のためにスマートフォンを利用していると、夜間の睡眠の質が下がることがわかった。睡眠不足になるため、翌日に職場での仕事の質が下がる結果になったという。
「スマートフォンは、ほとんど完璧に、睡眠を妨害するように作られている」と、この研究を行ったミシガン州立大学の経営学准教授ラッセル・ジョンソン氏は、リリースの中で述べている。「スマートフォンは、夜遅くまでわれわれを精神的に支配し続ける。頭から仕事を切り離してリラックスし、眠りにつくことを難しくするのだ」
         
         
今回紹介した記事は、海外の研究ですが、ポイントは、「午後9時以降も仕事のためにスマートフォンを利用していると、夜間の睡眠の質が下がることがわかった。」という部分でしょう。
スマホを持っている方ならば、午後9時以降に「スマホに触らない」ことが、どれだけ難しいか良くお分かりかと思います。LINEやゲームアプリなど、スマホを触る「理由」が多いことは確かです。
しかし、今、アトピー性皮膚炎の症状が悪い方は、睡眠の質を落とす要因は排除した方が良いでしょう。なぜなら、その要因が排除できず、睡眠の質が落ちたままでは、アトピー性皮膚炎の回復に大きな影響が及ぶことになるからです。

このように、スマホを夜に触ることで、睡眠に影響を与えることが分かりましたが、では、どういったことに気をつける必要があるのか、続きは明日にしたいと思います。

                    
おまけ★★★★東のつぶやき

スマホと睡眠の関係、ブルーライトと睡眠の関係、これらは最近一年間だけみても、何度かブログでも記事を紹介してきました。
若い人にとっては、健康のためにしっかり寝る、そのためには夜の9時以降はスマホを触らない、というのは「ダサい」ことなのかもしれません。しかし、それが身体にとって必要だったことに気がつくのは、健康に影響を与えてからです。
健康に影響を与える可能性が指摘された情報を、どのように生かしていくのか、それは受け止めた側の意識の問題と言えるかもしれません。