野菜の好き嫌いをなくすには??

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
子どもの野菜嫌いに悩まされているお母さん方は多いのではないでしょうか?
アトピー性皮膚炎の場合、野菜の摂取は、大きなポイントです。
今日は、海外の研究で野菜嫌いをなくす研究が行われていたので紹介したいと思います。
          
          
●野菜の好き嫌いは「授乳期」で決定~<味覚の経験>は子宮にいる時から始まる!
http://healthpress.jp/2017/08/post-3187.html
            
8月31日が「野菜の日」だとご存じだろうか。タキイ種苗は例年この日に「野菜と家庭菜園に関する調査」を発表しているが、なかでも『子供が嫌いな野菜』のランキングはマスコミ陣のネタ元として注目されている。
ちなみに、2016年度のBEST3は、下から「セロリ」が第3位(前年5位)、例年本命視される「ピーマン」が意外にも2位(同1位)、その嫌われ王を抜いて堂々の1位に輝いたのは「ゴーヤ」(同2位)という番狂わせがあった。
ゆえに、今年度のランキングが待たれるが、海の向こうの『American Journal of Clinical Nutrition』(2017年7月号)に載った『野菜好きの子に育てたければ』という研究報告もなかなか面白い。要約すると、こうだ――。
もし、幼子のうちから野菜好きの子に育ってほしいと願うならば(全世界のママさんの希望だろうが)――お母さん自身が授乳期間中に、なるべく多く野菜を摂取しておくと良いかもしれない。
        
▼<野菜風味>の母乳を与えたら……
          
実際、授乳前の母親たちが野菜ジュースを飲むと「母乳」が野菜風味となり、その母乳を飲んだ幼児たちも後々「同じ味のする食べもの」を嫌がらない(嫌がる可能性が低くなる)ことが示された――。
これは米国・Monell Chemical Senses CenterのJulie Mennella氏が主導し、97組の母子(いずれも母乳育児中)を対象として試みられた研究の成果として示唆されたものだ。
研究に際してはまず、97組の母子が任意な5集団に振り分けられた。その上で下記の①②③④班に属する母親たちには、授乳前に野菜ジュース(ニンジン、セロリ、ピートなど)を半カップずつ飲んでもらった。
そして、⑤班だけは「水を飲む」対象群として別扱いとした。さらにそんな野菜風味の母乳を与える実験期間は、①~④の母子群を次のように区分けして検証を実施した。
        
①「生後2週間目」から「1カ月間」
②「生後1.5カ月目」から「1カ月間」
③「生後2.5カ月目」から「1カ月間」
④「生後2週間目」から「3カ月間」
         
そんな授乳条件下で育った各班の子どもたちが、「離乳後(生後8カ月ごろ)」にどんな反応の違いをみせるものだろうか?
            
▼授乳期で子どもの味覚が決まる!
            
各母親たちには、離乳後の子どもに対して「プレーン」あるいは「ニンジン風味」か「ブロッコリー風味」の離乳食用シリアルを与え、その反応をビデオ撮影で記録してもらった。
撮影の目的は、子どもの「嫌がるサイン(仕草)」から今回の「野菜風味の母乳」効果を観察し分析するためである。
子どもが見せる「顔をしかめる」「鼻にしわを寄せる」「唇を尖らせる」「スプーンを強く拒絶する」……などの反応を解析し、得られた結果はどうだったか?
水のみの⑤班に比べ、野菜風味の母乳を飲んだ子どもたち(①?④班)は同じシリアルでも「プレーン」や「(飲み慣れない)ブロッコリー風味」よりも、総じてニンジン風味のものを好む傾向が認められた。
また、同じ1カ月の実験期間でも、より早く(生後2週間目から)野菜風味の母乳を飲んだ①班の子どもたちには、ある共通の特徴が読み取れた。それは他班の子に比べ、ニンジン風味のシリアルをより多く、より勢いよく食べるという明らかな効果だった。
この顕著な傾向に対する、研究陣の推測はこうである。「生後数週間は、授乳の頻度が高いためか、もしくは味覚の形成に影響を及ぼしやすい時期であるためであろう」
         
▼母親の食事の影響を受け、<味覚の経験>は子宮内から始まる
        
ちなみに今回の実験に協力した母親たち97人の野菜摂取量は、研究期間中も総じて変化ナシ。そもそも参加者の8割が「推奨量」を満たしていなかったようだが、それでも実験が進むにつれて、野菜ジュースの味を好むようになる傾向も共通していた。
そんな母親の嗜好や意識の変化が、その後も子どもに健康的な食べものを与え続ける可能性を高めたかもしれない。そう研究陣は推測している。
主筆のMennella氏は「乳児の感覚的経験は各自に固有のものではあるが、味覚の経験は子宮内にいるうちから始まっており、母親が食べたものによる影響を受けるものだ。とりわけ、母親から与えられる母乳は『精密医療の極致』と呼んでも過言ではない」と話す。
母親が野菜を摂る→その風味が羊水や母乳に移行して子に伝わる。そうやって早期から野菜の味を学んだ幼児は、離乳後の固形食を摂り始める時点でも「野菜嫌い」になる可能性は低い――。
とはいうものの、母乳育児ができない母親たちはどうすればいいのか? その境遇を与えられた時点でもう、野菜好きの健康な子どもという将来像を半ば諦めろとでもいうのだろうか? 
          
▼「母乳育児」をできなくても自分を責めないで
           
そんなことはないのでご安心を! そんな助言を寄せているのは、米国栄養・食事療法学会(AND)の広報担当であるJennifer McDaniel氏である。
「別段、今回の論文に限らず、母乳育児によって子どもの食べものの好き嫌いを少なくできる可能性については、複数の先行研究で示唆されている」と同氏はいう。
そして「母乳育児をできないお母さん方は、何も自分を責める必要などありません。ですから悲観せずに、健康的で多様性に富んだ食事を与えてあげれば、子どもは違う味覚や食感を経験しては受け入れていくものですから」と話す。
母親の意識次第で、自然と選り好みしない健康的な食事習慣を身につける子どもの可能性(その感覚)を信じなさ――そういう助言だろう。さて、ママさん自身は野菜の推奨量を満たしてますか?

                       
記事から読み取れることは、「当たり前の日常生活習慣の大切さ」という部分でしょうか?
バランス良い食事を心がける、そうすれば自然と野菜は「必要量」を摂取できるようになるでしょう。そのことが母乳を通して、乳児の野菜に対する味覚を良い方向に「成長させてくれる」ということです。
今の私たちの社会生活環境は、便利にはなっていますが、健康の視点からみると「運動不足」「睡眠不足」など、体にとって「不足」を生む生活環境が「整っている」といっても過言ではないでしょう。
健康にとって「必要な生活」は、必ずしも心地よい生活と一致しないかもしれません。しかし、体が「欲する生活」であることは確かです。
生活環境が「健康にとって正しい生活」かどうかをしっかり見直すようにしましょう。

                 
おまけ★★★★南のつぶやき

ヒトの機能は、味覚であっても「成長」することが記事から分かります。
身長や体重など、見た目の部分だけでなく、免疫機能や自律神経、恒常性、ほとんどの機能は、生後すぐに100%の状態で機能しているわけではありません。
それらの「成長する機能」を、どのように成長させていくのかが「生活習慣病」とは密接に関わっている、ということなのでしょう。
健康な生活を心がけたいですね。