2017年7&8月合併号あとぴナビの記事より(2)

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、昨日の続きで洗浄とその他の注意点について見ていきましょう。
          
         
●アトピーの夏対策 スキンケアと洗浄
(2017年7&8月あとぴナビ合併号記事より)
       
▼洗浄
       
アトピー性皮の方が今の季節に気をつけなければならない要因の一つは感染症です。
感染症の対策は、基本はスキンケアで行いますが、同時に洗浄も大切になります。
洗浄を行う際には、できるだけお肌に刺激が少ないアイテムを選択するようにしましょう。
      
▼エアコンの環境下は注意を
       
エアコンの環境下で過ごすことが多い方は、十分に保水を行っていても、乾燥状態が和らがないことがあります。
これは、エアコンにより湿度が下がり、水分蒸散量が増える環境にある、つまり「保湿」が足りないケースです。この場合には、保水のケアだけではなく、オイル系やクリーム系のアイテムを併用して、「保湿」ケアを同時に行うようにしましょう。
          
            
夏の時期、スキンケアの一つは「洗浄」が担っているといっても良いでしょう。
皮膚を守るバリア機能は、外的な要因の影響を強くうけますが、洗浄もそうした外的要因の一つと言えます。
特に界面活性剤を用いた洗浄剤は、皮脂を乳化させることで、皮脂膜に影響を与えますので、乾燥した状態を持つ肌の方は注意が必要です。
洗浄剤の選択を「合成」か「天然」かで考える方がいますが、環境や安全性の問題はそこで関わったとしても、アトピー性皮膚炎のバリア機能だけで考えると、合成であっても天然であっても、界面活性剤の洗浄剤であれば、アトピー性皮膚炎のバリア機能に対する影響は「同じ」です。
合成洗剤はダメでも純石鹸は良い、という方がいますが、界面活性剤で洗浄している以上、バリア機能を失わせる効果は同等と言えます。
バリア機能への安全性で考えるならば、重曹の洗浄剤など、界面活性剤ではない洗浄剤を用いた方が良いでしょう。
なお、界面活性剤でない洗浄剤は、全く泡立たないため、洗浄する「使用感」に物足りなさを感じることが多いようです。ただ、「洗浄の目的」が、バリア機能に対して安全に洗浄を行うこと、と考えた場合、その物足りなさは「致命傷」ではありません。
必要な方法の選択について、もっともベターな方向性を間違えないようにしましょう。

                       
おまけ★★★★北のつぶやき

今回の記事は、電子版あとぴナビでもご覧いただけます。
具体的なあとぴナビのアイテムの紹介もありますので、ぜひご覧くださいね。
         
●電子版あとぴナビ2017年7&8月合併号
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