UVケアの前にスキンケア?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
アトピー性皮膚炎の方にとって、紫外線予防は、症状に大きな影響を与える対策の一つです。
適切な対応が必要ですが、市販のUVケアを使用する場合、注意が必要なこともあります。
             
            
●日焼け止め 塗る前に保湿剤を 赤ちゃんの紫外線対策
(朝日新聞  2017.7.8記事より)
          
夏本番を迎え、紫外線が気になる人も多いでしょう。最近では赤ちゃんへの紫外線対策も広がっているようです。赤ちゃんの肌には、どんな注意が必要なのでしょうか。
大手百貨店の高島屋の店頭には、紫外線を遮断する素材で作られたケープや帽子、サングラスなど赤ちゃん用の紫外線対策用品がずらりと並ぶ。子ども用品を担当するバイヤー、堀越美沙さん(40)は「ここ数年、赤ちゃんの日焼けを気にする方が急に増えた印象です」と話す。
取り扱い点数は5年で約3倍に。堀越さんは「赤ちゃん連れでも外出を楽しめる場所が充実したことに加え、保育園の入園準備を兼ねて、お出かけデビューを早める人が多くなっている」と分析する。
肌のトラブルを抱える乳幼児を多く診察する野村皮膚科医院(横浜市)の野村有子院長(55)は「赤ちゃんの肌は日焼けの影響が出やすい」と注意を促す。
対策は、外出時に日焼け止めを塗る習慣をつけること。せっけんで落ちやすい低刺激のものが安心だとし、まれにかぶれることもあるため、初めて使う場合は腕の内側などに塗って異常がないか確かめてから使うことを勧める。
赤ちゃんは肌を外部の刺激から守る「バリア機能」が弱いため、日焼け止めの前に保湿剤を塗って肌を守ることも大切。野村院長は「ジェルやローションタイプの保湿剤は、さっぱりとした使い心地で夏でも抵抗なく使える」と呼びかける。
日焼け止めを塗るコツについて、資生堂ビューティースペシャリストの近藤綾子さんに聞いた。顔の塗りむらを防ぐには、おでこや頬、鼻などの高い部分に日焼け止めを置き、中心から左右に塗り広げる。手足には容器から直接線を書くように日焼け止めを出し、手のひらで伸ばすと効果的だという。「足の裏や耳の後ろなど、塗り残ししやすい部分に注意して」
資生堂の研究では、曇りの日も紫外線量は晴れの日の7割ほどある。近藤さんは「紫外線が多い午前10時から午後2時には外出を避けるなどの工夫もして」と話している。
              
            
ほとんどのUVケアアイテムは、クリームタイプ、ローションタイプ、ジェルタイプ、といったように、保水機能と保湿機能をある程度、兼ね備えています。
しかし、敏感肌やアトピー性皮膚炎の方向けに作られたアイテムでない限り、「UV効果」が重視され、ダメージを受けている方の肌にとっては刺激を受けるようなケースもあるようです。
そこで記事にあるように、UVケアを行う前に、通常のスキンケアを行ってバリア機能をアップさせておくことは大切でしょう。
また、記事の最後にあるように、曇りの日でも晴れた日の7割程度の紫外線を浴びることは忘れないようにしましょう。
皮膚を守るランゲルハンス細胞は、紫外線の影響を受けやすいことが分かっています。
適切なUVケアとスキンケアを行って、夏を乗り切りましょうね。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

もう一つ、UVケアで注意して欲しいのは、配合成分です。
特にグリチルリチン酸が配合されていないか、ということはチェックしましょう。
日焼けは「炎症」を起こした状態です。抗炎症作用が強いグリチルリチン酸は、炎症を抑えることに役立ちますが、皮膚の細菌叢を乱すようなことがあると、マイナスの影響を受けることもあります。
また、敏感肌用のUVケアのほとんどが、グリチルリチン酸が配合されているようです。
その影響は一部の人に限られるとは言え、いったん影響を受けるとステロイド剤のリバウンド状態に近い症状を示すこともありますから注意しましょう。