2017年7&8月号の記事より(7)

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
一週間にわたり紹介してきた今月号の記事ですが、今日が最後になります。
夜の睡眠に関するところを見ていきましょう。
          
         
●梅雨から初夏にかけての一日のアトピーケアとは?
        
▼午後10時 就寝
睡眠時間は、年齢を考えて、8時間は取れるように早めの就寝です。
             
【ポイント】
就寝時の注意点は、早めに横なることです。痒みなどですぐには寝付けないこともあるかもしれませんが、横になって初めて寝るための最低条件が整います。年齢によって必要な睡眠時間は異なりますが、同様に「健康維持」「健康改善」に必要な睡眠時間も異なります(睡眠により得られる内分泌などの影響は時間に比例するため)。
また、寝汗で痒みが生じる方も多くおられますが、その対策として快適寝具エコアがお勧めです。話題のエアウィーブと同じ構造で、通気性が良く寝汗をためず、また高反発ですので寝る姿勢も楽になります。丸洗いできますのでダニ対策も万全ですので、寝汗で夜の睡眠が妨げられている方はぜひお試しください。
          
【解説】
太郎くんの場合、一日8時間の睡眠時間を確保することが望ましく、10時には横になるようにしています。健康維持で考えると6~7時間でも良いのですが、内分泌機能や自律神経機能をアップし、掻き壊した肌状態をいち早く修復していくためには、太郎くんの年齢では8時間の睡眠時間は必要です。1日1~2時間程度少なくても大勢に影響はないかもしれません。しかし、この状態が1カ月続けば、得られていない睡眠時間は30~60時間にも及びます。毎日の積み重ねが大事になることは忘れないようにしましょう。
睡眠は、アトピー性皮膚炎を克服してく上で、もっとも基本となる部分です。量と質が良い睡眠をサポートできるように注意しましょう。
            
■レベルアップポイント
暑い季節、就寝時のエアコンを上手に活用しましょう。エアコンを使う場合の注意点は、次の2つです。
        
1.温度の下げ過ぎに注意
設定温度が低すぎると、夏の衣類と寝具では、就寝中の体温の維持が上手くできずに体調を崩すことがあります。目安は27~28℃に設定、肌寒く感じる場合には、寝具よりも衣類で(寝具は無意識にはぐ場合があるので。長袖の衣類にする、など)調整するようにしましょう。また、タイマーは上手に活用しましょう。熱帯夜の場合、タイマーが短いと、夜中に暑くて目覚めることがあります。結局汗をかいてしまい、痒みから掻き壊しが生じたのでは、エアコンを使用する意味が薄くなります。夜の気温が下がりづらい時期には、気温が下がり始める明け方にタイマーが切れるようにしても良いでしょう。
なお、エアコンを短めに使用したい場合、扇風機を併用する方法もあります。その場合、直接扇風機の風を身体にあてると、肌の乾燥を招くので(角質層の水分蒸散量を上昇させるため)、天井に向けて首振りにして、部屋の空気を「かきまぜるように」扇風機を使うと良いでしょう。
          
2.乾燥に注意
エアコンで温度を下げた場合、どうしても湿度の低下を伴うことになります。乾燥状態が気になる方の場合には、ちょっとした湿度の低下が肌状態に影響を与えることがありますので、エアコンを使う場合には、就寝前のスキンケアは保湿ケアを含めてしっかりと行うようにしましょう。部分的な乾燥状態の方は、スキンケアうるおいシートがお勧めです。有効成分が肌の保湿力を高めてくれますので、これからエアコンを使う時期には役立つでしょう。
          
       
エアコンの使用は、アトピー性皮膚炎の方に対して、メリット(寝やすくする、など)とデメリット(肌を乾燥させやすい、など)の両面があります。以前は、エアコンの使用に抵抗がある方が多かったのですが、温暖化が進んだ今の時代、熱中症などの対策としてエアコンが不可欠なこともあります。上手に活用するようにしましょう。
            
            
夏場における睡眠に関する大きなポイントの一つは、やはり「エアコンの使い方」になってくるでしょう。
夜、快適に眠るためには、熱帯夜が多くなっている今の時代、エアコンを上手に使うことは大切になってきます。
ポイントは、「体温」「汗」「皮膚の乾燥」といったところになります。
日によって気温が高くなったり低くなったりすることもありますが、そうした変動にも合わせて温度は設定するようにしましょう。

                         
おまけ★★★★北のつぶやき

今回の記事は、電子版でもご覧いただけます。
イラストを含めて分かりやすく説明していますので、お手元にあとぴナビが無い方は、ぜひご覧ください。

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