食べ過ぎは、なぜアトピーに良くないのか?(3)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
今日は今回のテーマの最後になります。

食べないとストレスになる、でも食べ過ぎると痒みが出て、その痒みがストレスを生む、といった矛盾を感じるかもしれませんが、気をつけるべき点は次の2つです。

・食事の時間(間食も)を、毎日決められた時間に定める
・栄養のバランスを考えた食事の内容にする

まず、食事の時間を毎日一定にすることで、摂取状況をコントロールしやすくなります。また、食事の時間が一定になると、睡眠や入浴な、他の生活行動もリズムが取りやすくなり、相乗効果となります。
栄養のバランスは、糖質、脂質、タンパク質のバランスを考えた食事、ということです。
和食を中心に、野菜などをしっかり摂取して、タンパク質は植物性、もしくは加熱した形での摂取を心がけてみましょう。
間食については、決められた時間に摂取するのであれば構いませんが、スナック菓子などは避け、可能ならば手作りのモノで適量摂取するようにしましょう。
例えば、ジャガイモやサツマイモを蒸かす、果物を摂取するなど、砂糖などを使わずに素材そのもので摂取することを心がけてみましょう。

こうした「食生活」を構築することは、なかなか大変なことでしょう。
しかし、この構築が出来ないからこそ、状態が安定しない、という方がいるのも事実です。
良く「痒みなど状態が少しでも落ち着いたら、○○に取り組みたい」という言葉を聞くことがありますが、「痒みなどの状態を少しでも落ち着かせるため、○○に取り組む」ことが必要なこともあります。
もちろん、全てをすぐに「完全な状態」で行うことが無理でも構いません。
ただ、少しずつ、一つずつでも「取り組み始める」ことは必要ですし、大切です。
例えば、お昼は12時になったら食べる、ここから始めるだけでも構いません。
次に、夜ごはんの時間、そして朝ごはんの時間、それが安定してきたら、次は夜ごはんだけでも手作りにしてみる、こうした「段階的」に進めていくことでも良いでしょう。

大切なことは、必要な行動には「取り組む」ことが大切です。
アトピー性皮膚炎を克服していくための条件は、ヒトにより異なることは確かです。
なぜなら、痒みを生じさせている原因も、また生活習慣も個々人により異なるからです。
しかし、克服していくために「必要な行動を実行する」ということは、共通していることは忘れないで欲しいと思います。

                   
おまけ★★★★南のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方で、「食べ過ぎ」「甘いものが止められない」という食事の問題を抱える方がおられます。
そういった方は、それが症状の悪化要因になっている場合、その状態を改善することが必要であることを、自分でしっかり意識しながら対処していただければと思います。
自分に合わせた、あるいは自分にできそうな具体的な対処の方法は、お気軽にアトピー相談室までご相談くださいね。