2017年3月号あとぴナビより「春先のアトピー対策について」(1)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

                             
今日は、今月のあとぴナビの記事より、「春先のアトピー対策」について紹介しましょう。
今日はまず、スキンケアの対策についてです。
         
         
●春先のアトピー対策について
(2017年3月号あとぴナビ)
        
春は、転居や進級、就職など「生活環境の変化」と、気温や湿度の変化に伴う「環境要因の変化」の二つにより、一年の中でもっともお肌の状態が低下しやすい傾向がみられる時期です。
この時期に大切な、アトピー対策について考えていきましょう。
       
◇スキンケアの対策
        
冬から春への季節の変化は、お肌に対して大きく三つの要因で影響を与え始める時期です。
「気温の変化」「紫外線の影響」「飛散物質の影響」の三つです。
この変化のピークは、もう少し先の時期になりますが、転居などに伴う生活環境の変化が日内リズムを乱すと、環境要因の変化は、お肌に対して大きなダメージを与えることがあります。
基本的なスキンケアについては、冬の時期の延長線(保水の対策、保湿の対策に重点を置く)と考えてよいのですが、そこに下記の対策をプラスするようにしましょう。
        
▼気温の変化
       
日によって、突然、春から初夏の陽気が見られたかと思えば、その翌日には真冬の気温まで低下する、といった気温の上下変動が大きい時期です。
こうした気温の変化による体への影響の中で、気をつけたいのは「汗」です。
寒いと思っていたら気温が上がって、汗ばむ状況のまま一日過ごしたら、蒸れてそこから痒みが生じて、お肌の状態が急激に悪化した、という相談を受けるのは、3~4月がもっとも多くなります。
気温の変化に合わせた衣類や寝具の調整、そしてスキンケアアイテムの調整も行うようにしましょう。
      
▼紫外線の影響
       
紫外線のピークは、5月以降ですが、3月ぐらいから日照時間も長くなり、紫外線の影響が見られ始めます。
紫外線は、皮膚のランゲルハンス細胞に影響を与えることで、バリア機能の低下につながることがあります。
UVケアは、3月にはしっかり始めるようにしましょう。
      
▼飛散物質の対策
       
これから飛散物質は、少しずつ増えてきます。3月は花粉が多く、その次には黄砂、そしてPM2・5の影響も考えなければなりません。
皮膚に付着した、それらの物質は、バリア機能が低下した状態だと、免疫機能を刺激して、炎症を増加させることで痒みに繋がります。
衣類やマスクなど、物理的な対策が中心となりますが、帰宅時の洗浄など、ちょっとした工夫や対策はしっかり行うようにしましょう。
         
       
今日はまず、スキンケアの対策について述べました。
明日は、入浴の対策について見てみましょう。

                      
おまけ★★★★南のつぶやき

スキンケア対策は、アトピー性皮膚炎の方にとって、基本の対策ですが、春の悪化要因を考えた場合、特に気をつけたい部分が紹介した「気温の変化(汗対策)」「紫外線対策」そして「飛散物質対策」です。
特に飛散物質対策は、飛散の時期が明確に分からない場合もあり、毎年、春になるとお肌の状態が落ちる方は、常に意識しておいた方が良いかもしれませんね。