子どもの花粉症。

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
もうすぐ2月に入ります。
あと1カ月もすれば、寒さも少しは和らいでくると思いますが、同時に心配しなければならないのが「花粉」でしょう。
アトピー性皮膚炎の方が併発しているアレルギー症状で最も多いのが花粉症ですが、今日は、花粉症に関する記事を一つ、紹介したいと思います。
         
        
●子どもの花粉症はアトピー性皮膚炎の3倍以上、他のアレルギー症状を引き離しトップ
http://www.excite.co.jp/News/product/20170122/Dime_336398.html
        
ロート製薬は花粉症対策への啓発を目的に、0~16歳の子どもを持つ親を対象とした「子どもの花粉症」アンケート調査を実施した。
          
■「子どもが花粉症だと思う」は、31.5%。症状が出る季節は、春85.8%、秋39.0%
       
0歳~16歳の子どもを持つ親1872人の子ども2935人のうち、「花粉症である」と親が実感している子どもは31.5%(「花粉症」+「花粉症も通年性アレルギー性鼻炎も両方」)という結果になった。2012年に行なった同様のアンケート調査以降、親が花粉症であると実感している子どもの数は初めて微減した。また症状が出る季節は、「春」(85.8%)、「夏」(10.7%)、「秋」(39.0%)、「冬」(12.9%)となった。
      
■「子どもの花粉症」は、アトピー性皮膚炎の約3倍以上。他のアレルギー症状を引き離してトップに
       
現在子どもが該当すると思うアレルギー症状について聞いたところ、「花粉症」(31.5%)は、「アトピー性皮膚炎」(9.9%)の3倍以上という結果となった。この「アトピー性皮膚炎」と「喘息」(8.0%)は減少しているという傾向がみられた。
         
■花粉症の子どもの20.6%が、果物を食べて口や喉に痒みやピリピリ感を感じたことがある
         
調査対象2935人中13.5%の子どもが、口腔アレルギー症候群の症状である「果物を食べて口や唇、喉に痒みやピリピリ感・イガイガ感を感じたことがある」と答えた。これに対して、花粉症の実感のある子どものみを対象に同様の質問をしたところ、20.6%が「果物を食べて痒みを感じたことがある」と回答、約1.5倍も高い結果となった。
       
■花粉症の子どもが痒みがでた時に食べていたのは、「リンゴ・桃・キウイ」が50.0%、「メロン・スイカ」が38.9%
         
花粉症の人に起こりやすいとされる「口腔アレルギー症候群(OAS)」の症状について調査した。口腔アレルギー症候群の症状である「果物を食べて口や唇、喉に痒みやピリピリ感・イガイガ感を感じたことがある」と答えた397人に、症状が起きた時に食べていた果物を尋ねたところ「リンゴ・桃・キウイ」(45.3%)、「メロン・スイカ」(31.5%)、「その他の果物」(41.3%)という結果になった。しかし「花粉症」の実感があり「果物を食べて口や唇、喉に痒みやピリピリ感・イガイガ感を感じたことがある」190人では、「リンゴ・桃・キウイ」(50.0%)、「メロン・スイカ」(38.9%)、「その他の果物」(35.8%)という結果となった。
          
花粉症の症状のある子どもは、臨床現場で口腔アレルギーを引き起こしやすい食物としてハンノキ・シラカンバなどの花粉との関連性が報告されている「リンゴ・桃・キウイ」や、カモガヤ・ブタクサなどの花粉との関連性が報告されている「メロン・スイカ」を食べて痒みを感じる割合が高くなっていることがわかった。
             
         
記事で特に注目しておきたいのは、リンゴやメロンスイカなどで痒みが生じる「口腔アレルギー症候群」でしょう。
これは、ラテックスフルーツ症候群と呼ばれる、ゴムや一部の果物に反応を示すアレルギーと似ています。
花粉症が先か、他の食物アレルギーが先か、分かりづらい点はありますが、両者に関連性はあると考えられています。
気をつけるようにしましょう。

                       
おまけ★★★★博士のつぶやき

花粉症と食物アレルギーの関係は、他でも研究報告はあるようじゃの。
アトピー性皮膚炎の場合、病気の原因、というよりも症状悪化の原因の一つが関係してくるわけじゃが、季節的な要因であることも考えると、花粉症がみられるヒトは、その予防と対策は今のうちから考えておく方が良いかもしれんの。