2017年1月号特集「1月にお肌状態をアップさせるためのアトピーケアとは?」(4)

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日が、今回の記事の紹介の最後です。
入浴の後半部分の記事を紹介しましょう。
         
         
●1月にお肌状態をアップさせるためのアトピーケアとは?
(2017年1月号 電子版記事より)
          
▼入浴時間
もう一つ、アトピー性皮膚炎の方が意識して欲しい入浴方法が「入浴時間」です。
アトピー性皮膚炎の方が入浴により「得たい」働きは、じわりとした皮脂を伴う汗をかくことで、肌が持つスキンケアの機能を「回復」させることです。
同時に、冷えの解消を目指すためには、体温に近い熱をじっくり体の隅々まで伝えていくことが必要になります。血液は、心臓から送り出され、大動脈、中動脈、小動脈と順々に分散し、最後は毛細血管から各細胞に必要な栄養素、酸素、内分泌を届けます。
そして、同時に細胞から老廃物など不要なものを受け取り静脈を通って心臓に戻ります。
心臓から送り出されて戻ってくるまで、おおよそ1周4?5分程度かかるとされており、毛細血管を通して熱を十分に体全体に届けるためには、4?5巡ほどは必要と言われています。
じっくりとした汗をかく、そして冷えの状態を解消するためには、おおよそ20分以上の入浴
は必要になります。
本を読む、音楽を聞く、防水テレビを持ち込むのでも良いでしょう。アトピー性皮膚炎の方が行う入浴は「修行」ではありませんし、それでは長続きしづらくなります。楽しい「入浴時間」を送れるような工夫は各自が行うようにしましょう。
        
▼入浴は、アトピー性皮膚炎を良くすることもあれば、悪くすることもある
他にも、朝の体温上昇を手助けできる「朝の入浴」「朝の足湯」を併用することもより効果的な入浴に繋がりますし、入浴を行う環境も大切です(肌に影響を与える水道水中の遊離塩素の処理など)。
時々、入浴自体がアトピー性皮膚炎に良くない、ということで入浴を控える指導をされる医師がいるようですが、入浴による問題点のほとんどは、乾燥による皮膚バリア機能の低下です。
これは、先に述べたように、入浴方法(入浴温度など)が誤ったことにより生じる結果です。
健常な一般の方と、アトピー性皮膚炎の方は、入浴により「得たい効果」が異なります。
入浴方法、入浴環境次第で、アトピー性皮膚炎の症状は良くなることもあれば、悪くなることもあります。
薬の例でいえば、量や種類、飲み方が正しくなければ薬も「毒」になるのと同じで、温度や回数、時間について、誤らない入浴ができれば、入浴はアトピー性皮膚炎にとって「良薬」になります。
入浴の仕方が上手くわからない方は、お気軽にアトピー相談室にお尋ねください。
               
             
入浴のポイントで抑えておきたいのは、最後の「入浴は、アトピー性皮膚炎を良くすることもあれば、悪くすることもある」という部分です。
なぜ入浴をアトピー性皮膚炎の人は必要とするのか、そして自分の肌状態にとって、どういった入浴方法が必要なのかをしっかり見極めて実践しましょうね。

                       
おまけ★★★★北のつぶやき

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