ぬるい温度でも早く温まれる「準備」とは?

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
冷え込み日が続いています。
強い寒波が各地にきて、大雪の地域もあるようです。足を滑らせるなど、雪の時期の事故にご注意いただければと思います。

さて、寒さが強いと、入浴した際、温まり感を得るため、入浴温度をどうしても上げがちになるようです。
しかし、寒さが強くても、ヒトは恒温動物ですので、皮膚の表面温度は冷たくなっていても、深部温度が極端に下がっているわけではありません。外部からの熱を受けた場合、深部温度よりも高く、それが内臓機能に影響を与える温度の場合、血管は収縮し、熱を伝えないように働きますので、「冷えの状態」は強まることになります。
また、冷えた皮膚表面も、高い熱を受けた場合、その熱を冷ますため、角質層からの水分を蒸散、気化熱を利用して表面温度を下げますので、「肌の乾燥」は進むことになります。

体感上の問題はあるかもしれませんが、熱めの温度での入浴は、少なくともアトピー性皮膚炎の方にとっては、マイナス要因が多く、注意が必要です。
とはいえ、気持ちよく温まりたい時期ですので、温まり方が悪いと感じている方は、入浴前の工夫をしてみると良いでしょう。
熱の伝達は、血液を介して行われますので、あらかじめ血管を拡張しておくことで、お湯の温度を早く伝えられるようになります。

                          
・入浴前に足浴
入浴の前に、足浴を行うと、効果的に入浴直後から熱を伝えやすくなります。
足首ぐらいのお湯をたらいなどに入れます。
足を入れると、すぐに温度が下がるため、お湯の温度は42℃前後の少し熱めで用意しましょう。
5~10分ぐらい足浴を行ってから、すぐにお風呂場に向かいましょう。

                                     

・浴槽での足浴
足浴の準備が煩わしい場合、入浴前に、浴槽に腰をかけて足浴するのも方法の一つです。
その場合の注意点は、体が寒さを感じないよう服をきたまま行いましょう。
薬用重炭酸湯や濃縮温泉はこねの湯などの入浴剤をあらかじめ入れておけば、さらに効果的です。

                                          

・温かい飲み物を摂取する
身体の熱は通常、内臓や筋肉などで主に作られ、血液で運ばれます。
そこで、温かい飲み物を摂取すると、胃の周辺に受けた熱を伝えてくれることで体が温まった感じになります。
飲み物の種類は、なんでも良いのですが、体を温める、という目的だけで考えると、さ湯で良いでしょう。
コップ一杯飲んでから、入浴すると、体の温まり感が全く違うのが自覚できるでしょう。

                                    
他にも、ペットボトルにお湯を入れて、足を温めてから入浴するなど、いろいろな方法があるかと思いますが、基本は「あらかじめ身体に熱を伝えておく」ということになります。
ぬるめの温度でしっかり入浴することで、じわっとした汗をかければ、皮脂を伴うことでスキンケアの役割もしてくれます。
寒い時期、「ぬるめの温度で入浴しやすい工夫」は実践してみてくださいね。

                   
おまけ★★★★大田のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方にとって、ぬるめの温度での入浴は「必須」とも言えますが、寒くなると、どうしても熱めの入浴をすることで、「ダメージ」を受けている事例が増えてきます。
今の時期に、お肌の回復を遅らせると、一般的に春への季節の変わり目で状態を落とすケースが多いため、入浴温度は十分に気をつけてください。