2016年を終えて

こんにちは。
あとぴナビスタッフ一同です。

今年は、社会的に大きな話題が数多くあった年だったように思います。
災害や政治的な話題、芸能の話題、日本だけでなく海外の話題も数多くありました。
しかし、アトピー性皮膚炎を取り巻く環境は、少なくとも治療の現場においては、特に目新しい治療法が現れることもなく、ここ数年、停滞している状況かと思います。

とはいえ、基礎的な研究でいえば、アレルギー以外の原因を探る研究は、京都大学、慶應大学、九州大学、理化学研究所など、数多くの研究機関で、これまでとは違った発症原因、悪化原因が分かってきました。
特に、皮膚の機能を原因とする部分(バリア機能、細菌叢の問題など)は、大きな飛躍を遂げているように思います。

来年以降、こうした基礎研究に基づいた臨床研究が進めば、実際の治療の現場において、皮膚機能をターゲットとした治療はより浸透していくことになると思います。
もちろん、スキンケアという観点から見れば、昔から行われてきたわけですが、最新の研究においては、ステロイド剤やプロトピック軟膏など、免疫抑制、つまりアレルギーをターゲットとした治療は、根本的なアトピー性皮膚炎の治療につながっておらず、皮膚の機能(特にバリア機能)をどのように維持、高めていくのか、という部分に焦点を当てた臨床が行われています。
あとぴナビでは、来年以降も地道な取材を続け、個々人ごとに原因が異なるとされるアトピー性皮膚炎に対して、多くの方に役立つ情報を提供してまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

寒さが厳しい時期になってきました。
年末年始のイベントなど、多忙な日々を過ごされている方も多いかと思います。
とはいえ、アトピー性皮膚炎の方にとって、睡眠や食事、運動、入浴など、毎日の生活習慣は、「明日以降のアトピー性皮膚炎の症状」に関わる要因です。
年末年始を楽しみながら、そして体にマイナスの要因を蓄積しないように気をつけていただきたいと思います。

今年一年、あとぴナビスタッフブログをご愛読いただき、誠にありがとうございました。
読者の皆さま、そしてご家族の方全員のご健勝を祈念しながら、年末のご挨拶に代えさせていただきます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

あとぴナビ スタッフ一同