【閑話休題】女性医師の方が生存率が高い?

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は、ネットで見つけたアメリカの研究で少し興味深い記事を紹介するね。
        
        
●女性医師が担当の患者、生存率より高い 研究
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000019-jij_afp-int
       
医療施設での治療で女性医師が担当した高齢者は、男性医師が担当した場合よりも生存率が高く、再入院の程度も低いとする研究論文が19日、発表された。
米医学誌「JAMAインターナル・メディシン(JAMA Internal Medicine)」に発表された研究結果は、2011~2014年に100万人以上を対象に分析した記録を基にしている。
米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院(Harvard University T.H. Chan School of Public Health)医療政策学(Department of Health Policy and Management)リサーチアソシエイトの津川友介(Yusuke Tsugawa)氏が主執筆者を務めた論文によると、女性医師の治療を受けた患者は、入院してから30日以内に死亡する確率、あるいは退院後30日以内に再入院する確率が著しく低かった。
もし女性医師による結果が男性医師に同様に反映されたとすると、65歳超の高齢者を含む米政府のメディケア(高齢者・障害者向け医療保険制度)対象者だけでも、死亡者数を年間3万2000人減少させることができると研究チームは推定している。
また女性医師による治療を受けた患者は、男性医師の治療を受けた患者に比べて、早死にリスクが4%低く、30日以内に再入院するリスクも5%低かった。
同研究では、こうした違いが生じる理由の解明は試みていない。ただ、これまでの研究では、女性医師が男性医師よりも臨床基準により詳細に沿う傾向があること、さらにはより患者中心のコミュニケーションを図ることなどが分かっている。
       
       
記事には、女性医師が診た方が男性医師が診るよりも生存率が高く、また再入院するリスクも低い理由の解明は試みていない、と書いていあるけど、最後の「女性医師が男性医師よりも臨床基準により詳細に沿う傾向があること、さらにはより患者中心のコミュニケーションを図ることなどが分かっている。」という部分が興味深いよね。
医師にときどき見られる傾向だけど、自分が常識として知っている情報の一部を患者側も知っている、という前提で話をして、患者側が理解できない、ということがあるんだけど、女性医師よりも男性医師の方が、その傾向が強いらしいね。
患者側とのコミュニケーションが、生存率や再入院の率に関わるのであれば、「患者側にたって話をすること」が、かなり重要なのかもしれないね。
病気は、気持ちの持ちようと関係する、という説はいろいろとあるけれど、患者自身が「生存するための理由」をしっかり持たせることは大切のなのかもね。

                                
おまけ★★★★大田のつぶやき

当たり前のことですが、アトピー性皮膚炎においても、自分が行う治療について、積極的に理解して行った方が予後が良いと言われています。
症状は、さまざまな要因により、良くなったり悪くなったりします。その中には行っている治療とは関係なく症状に変化がみられることがありますが、その際に、正しい理解を行わないと、治療の継続は難しくなるでしょう。
そういった点において、記事で見れば、「わかりやすい説明を行う女性医師の方が生存率が高い」という傾向はあるのかもしれませんね。