夏から残暑に役立つ豆知識(8)。

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
昨日で、大阪の8月の猛暑日日数が過去最高になった、とニュースがありました。
今年は、やはり「暑い夏」が続いている、ということでしょう。
予報では9月いっぱいは残暑が続くようなので、「夏対策」「残暑対策」はしっかり行いましょう。
今日は、時々紹介している今月のあとぴナビレターの暑い時期に役立つ豆知識です。

                            
●この夏~残暑、知っておきたい豆知識
(2016年8月号あとぴナビレター、より)
           
8.シャワーと入浴は、塩素対策をしっかり行いましょう
         
暑い季節、入浴はシャワーだけで済ます方も多いようですが、シャワーは皮脂を余計に落とすことが愛知大学の研究で明らかになっています。
また、水道水中に含まれる遊離塩素は、河川の水を飲用として利用できるようにするために不可欠なものですが、皮膚にとっては、バリア機能の低下など、マイナス要因となることが1998年に日本小児科皮膚科学会で、富山医科薬科大学(現・富山大学)から報告されています。
つまり、水道水のシャワーを浴びるだけの入浴は、アトピー性皮膚炎の方にとって、入浴後のバリア機能の低下を招く「入浴法」と言えるでしょう。
まず、シャワーを浴びる場合、最低でも水道水中の塩素は除去するようにしましょう。
クリーンシャワーは、活性炭で浄水していて、塩素だけでなく水道水中の有害な化学物質の除去にも役立ちます。
入浴の際には、クリーンシャワーで浄水したお湯を湯船にためると、入浴の際の塩素対策にもなります。
なお、シャワーを浴びる際、痒みを紛らわせるため、高温のシャワーを患部に当て続ける方がいますが、皮脂を取り去るだけでなく、角質層に不要な熱を持たせることで乾燥を強くし、痒みをますことがありますので、注意しましょう。
         
        
今回の記事のポイントは、肌にダメージを与える可能性がある塩素の処理を行いましょう、というものですが、もう一つ、最後に書いてある「高温のシャワーを患部に当てて、痒みをごまかす」という部分です。
この方法は、皮脂の低下による皮膚のバリア機能を低下させるだけでなく、長時間当て続けることで、皮膚そのものにも直接ダメージを与えることがあります。特に「痛みで痒みをごまかす」という選択をすると、温度がかなり高めで当て続けるため、やけどなどの恐れも出てきますし、実際に皮膚がただれた方もいました。
「痒み」は体に対するサインの一つでもあるので、痒みを抑えることよりも、痒みを必要としなくなる体づくりの方を意識するようにしましょう。

明日は、エアコンの対策です。

       
おまけ★★★★大田のつぶやき

塩素による肌に受けるダメージは個人差があるようですが、塩素対策を行う前と行った後で、症状が激変する方がいますので、対策はしっかり行った方が良いでしょう。
また、夏場は暑いことからシャワーだけで済ます方もいますが、エアコンを使っている環境下で一日中過ごしている方は、意外と「冷え」の影響も受けている場合があります。
夏場でも適切な温度での入浴は心がけるようにしましょう。