季節別の症状のタイプとは?

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               
今日から8月ですね。梅雨明けして、夏休みを満喫されている方も多いと思います。
本格的な夏を迎えて、アトピー性皮膚炎の方は、感染症につながり悪循環のきっかけとなりやすい、紫外線と汗の対策は忘れないようにしたいですね。

さて、アトピー性皮膚炎により生じる皮膚症状は、大きく二つタイプに分けられます。
その症状から見た季節ごとの対策について考えてみましょう。

▼あなたのアトピー性皮膚炎は、ジュクジュクタイプ?乾燥タイプ?

2009年にあとぴナビが実施したアンケートで、「季節的に一番症状が悪くなる季節はいつですか?」とお聞きしたところ、

春 337名
夏 393名
秋 118名
冬 395名
季節による変化はない 139名
わからない 126名
無回答 25名

という結果でした。
夏と冬、そして春に症状が悪くなりやすいことが分かります。
アトピー性皮膚炎の症状は、「乾燥タイプ」「ジュクジュクタイプ」の2つに大別されますが、乾燥タイプの方は冬と春、そしてジュクジュクタイプの方は夏に症状が悪くなる傾向が見られます。
乾燥タイプは、皮脂膜を形成する力が弱いことから角質層の水分蒸散を、乾燥する季節に上手に防ぐことができず、バリア機能を低下させ、掻き壊しを生じます。
ジュクジュクタイプは、汗をかいて皮脂を出す力はあっても、皮膚免疫そのものが低下しやすく、感染症を誘発しやすい夏の時期に、症状を悪化させるようです。
▼タイプ別に必要なケアは異なる

アトピー性皮膚炎の症状が「悪循環」に陥った場合、感染症の併発は避けられないことが多く、乾燥タイプでも症状はジュクジュクした状態になりやすいと言えます。
しかし、掻き壊しから体液が流出した状態であっても、皮脂が出ているわけではなく「乾燥しやすい状態」に変わりはありません。
したがって、乾燥タイプの方は、バリア機能を高めるために必要なケアは「角質層に水分を与える」保水ケア、そして「角質層の水分蒸散を防ぐ」保湿ケアの二つが必要になります。
一方、ジュクジュクタイプの症状が中心となっている方は、皮膚免疫の低下など、感染症になりやすい肌状態のため、まずは「感染症を誘発している原因」の対処から考えていく必要があります。
その対処は、原因が個々人により異なりますが、悪化原因として一般的に多いのは「汗」と「紫外線」です。
汗は、マラセチア菌による痒みの誘発から掻き壊しによるバリア機能の低下をもたらすことで悪循環を形成、そして紫外線は、皮膚免疫の要といえるランゲルハンス細胞に悪影響を与えることで、悪化要因となります。
このため、ジュクジュクタイプの方は、悪化要因となり得る「項目」の対策を行うことが求められると考えてよいでしょう。
自分にとって、必要な対策が何かを考えて、実行するようにしましょう。

                            
おまけ★★★★南のつぶやき

アンケート結果にあるように、夏に症状が悪化する方も多くおられます。
こうした症状の悪化は、最初のきっかけが「汗」からかぶれて、それをきっかけに、というパターンが多いようです。
汗対策は、これからの時期、しっかり行うようにしましょうね。