2016年4月号電子版あとぴナビより「Q&A」(3)

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                
今日は、Q&Aの記事の最後のご紹介です。
          
          
●春を快適に過ごすためのQ&A
(2016年4月号あとぴナビより)
        
あとぴナビには、日々、あとぴナビ読者の皆さまから、さまざまなご相談が寄せられます。
そうしたご相談の中から、4月のケアに役立つ内容について、Q&A方式でご紹介いたします。
            
Q.乾燥が強く、スキンケアは頻繁に行っているのですが、すぐに肌が乾燥して、むずむずチクチク違和感を感じ始めます。
ローションとクリーム、そして最後にオイルを塗っていますが、だいたい2?3時間すると、触った肌にザラツキを感じます。

A.肌のバリア機能の役割の一つは、角質層における水分保持にあります。角質層内の水分保持が十分でないと、煉瓦を積み上げたような健全な肌状態が崩れ、外部からの異物の侵入を許して炎症が生じやすくなるだけでなく、健常ならば真皮内に留まっているはずの痒みを知覚する神経線維が角質層内に侵入することで、外部からの刺激を痒みと知覚しやすくなる、という状況に陥ります。
ご質問の内容から、保水、保湿のスキンケアの基本に大きな問題はないように思いますが、角質層内に水分を留めるための因子が不足していることで、外部からのスキンケア(角質層を覆うケア)だけでは足りていない状況も考えられます。
角質層内で水分を保持する因子で、アトピー性皮膚炎の方に少ない因子としては、セラミドやフィラグリンなどが挙げられますが、これらの因子が角質層内で「水分保持機能」を働かせるためには自ら作り出したものであることが必要になります。そのため、セラミド入りのスキンケアアイテムでは、水分保持機能が十分生かせません。
そこで、自らセラミドやフィラグリンを作り出す「お手伝い」が行えるサプリメントを用いて、「身体の中からスキンケアを行う」ことを意識してみるようにしましょう。

                       

Q.冬が過ぎても、冷えを感じています。特に足先が強く、気温が低い日に外出すると足先が冷え過ぎて痛みを感じることもあります。
冷え対策は、運動か入浴、と聞いたのですが、どちらの方が効果的でしょうか?

                     

A.冷えとは、血流が悪い状態を指しますので、冷えの状態が強い方は外気温の状況とは関係なく感じることが多いものです。
血流が悪いことは、ダメージを受けた皮膚細胞の修復が上手にできないだけでなく、成熟した毛細血管を新たに作ることに影響を与えるため、炎症・痒み、そしてバリア機能の両面からお肌のマイナス要因となります。
実際、アトピー性皮膚炎の方は冷えを感じている方が多く、また症状の改善と共に冷えの状態が緩和する傾向が見られます。あとぴナビの会員の方は入浴を冷えの改善のために取り入れている方が多く、アトピー性皮膚炎の症状が良くなったことで冷えの改善が見られたのではなく、冷えの改善が行われたことでアトピー性皮膚炎の症状が良くなった、と考えられます。
そのため、冷えの解消はぜひ行って欲しいと思いますが、主な生活内の行動で有効なのは、ご質問にあったように、運動、入浴と言えるでしょう。
血流の改善効果だけを優先するならば、運動の方が入浴よりもその効果は高いのですが、一定の負荷をかけた運動を反復継続して毎日行うことができる方は多くはありません。
そこで、毎日の生活習慣である入浴の方が、反復継続して行うには適している方法と言えるでしょう。
冷えの改善=血流を良くする、ということでもあるので、入浴温度、入浴時間、そして入浴回数を自分の肌状態に合わせた適切な状況で行うことが大切になります。
入浴を「冷えの解消=アトピー性皮膚炎の状態アップ」のために取り入れる場合は、入浴時間など入浴法についてお気軽にご相談ください。
入浴は、身体とお肌に対して影響が強い分、誤った方法で行うとマイナスとなることもあります。
自分に合った正しい入浴を生活の中で取り入れるようにしましょう。

                     

             
最後の冷えの質問ですが、冷えとは、血流が悪い状態を指していますので、外気温が高くても、冷えを感じる方はいます。
そのまま放置することは、掻き壊しを受けたダメージ肌の修復にもマイナスとなりますから、入浴や運動で、「血流を良くする」日常生活習慣はしっかり行うようにしましょう。

梅雨から初夏に向けて、これから季節は変化していきますが、まだ春の季節はしばらく続きます。
しっかりと「春の対策」を意識して行うようにしましょう。

                
おまけ★★★★北のつぶやき

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●電子版あとぴナビ2016年4月号
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