離乳食を遅らせる原因の一位とは?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

             
アトピー性皮膚炎の乳児に対して、離乳食の指導は、いろいろな説があります。
しかし、最近は情報も増えてきた成果、アレルギーを心配する親が離乳食の開始を遅らせるケースが多いようです。
         
       
●離乳食を遅らせた原因の第1位は「アレルギーが心配だった」
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000011145.html
        
雪印メグミルクグループのビーンスターク・スノー株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:平田公孝)は、0~3歳の子どもを持つ25歳~45歳の親、男女400人(既婚者のパパ、ママ各200人)を対象に、アレルギーに関する意識を把握することを目的として、2016年1月9日~1月12日にインターネット上で意識調査を実施いたしました。今回は、離乳食開始時期の実態把握と離乳食開始の遅れの原因について発表いたします。
       
ビーンスターク・スノーでは1960年に日本初となる全国規模の母乳調査を開始し、昨年より第3回となる大規模母乳調査を実施しております。母乳研究を半世紀以上続け、”免疫機能”にこだわった研究および商品開発に注力しています。
          
■「アレルギーに関する意識調査」調査概要
 調査期間 : 2016 年1月9 日~1 月12 日
 調査方法 : インターネットリサーチ
調査対象 :0~3歳の子どもを持つ男女各200 人ずつ 計400人
25歳~30歳、31歳~35歳、36歳~40歳、41歳~45歳 各グループ50人
        
●回答者の約半数が離乳食を7か月以降に開始している
※参考:厚労省の授乳・離乳の支援ガイド(以下、支援ガイド)では5~6か月頃としている
           
●母乳のみで育児をしている人の約4割が7か月以降に離乳食を開始している
          
●卵黄を開始する時期は、7割以上の人が9か月以降に開始している
※参考:支援ガイドは7~8か月としている
         
●「アレルギーが心配だった」が理由で離乳食開始が遅くなった人は2人に1人
さらにパパ・ママ両方もしくはどちらかがアレルギーを発症したことがある場合、アレルギーが心配で遅らせた親は7割にも上る
            
●家族にアレルギーの人がいる場合、免疫成分が含まれる粉ミルクや、免疫を強化する母乳ママ向けサプリに関して認知が高く、興味・関心も高い傾向に
            
    
◆INDEX◆
①回答者の約半数が離乳食を7か月以降に開始
◆離乳食開始の時期は、約半数である48%の人が7か月以降に離乳食を与え始めたと回答
◆母乳のみで育児をしている人の約4割が7か月以降に離乳食を開始している
 離乳食を遅らせることで鉄分不足の可能性もあるため要注意
         
②離乳食のうち、卵黄の開始時期の遅れとその理由について
◆卵黄を与える時期として7割以上の人が9か月以降に開始している
◆「アレルギーが心配だった」という理由で離乳食開始が遅くなった人は2人に1人。パパ・ママ両方もしくはどちらかがアレルギーを発症したことがある人では7割以上にのぼる
         
③免疫を強化する母乳ママ向けサプリや、免疫成分が含まれる粉ミルクの活用について
◆家族にアレルギーの人がいるパパやママは免疫成分が含まれる粉ミルクや母乳ママ向けサプリについて興味関心が全体的に高い
◆知っていたら活用したかったという割合も家族にアレルギーがいるパパやママの方が高い傾向に
         
調査結果詳細
①回答者の約半数が離乳食を7か月以降に開始
◆厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドでは離乳食の開始は5~6か月となっているのに対して、約半数となる48%の人が7か月以降に離乳食を与え始めたと回答
        
◆母乳のみで育児をしている人の約4割が7か月以降に離乳食を開始している
        
母乳のみで育児、母乳と粉ミルク混合で育児、粉ミルクのみで育児をしている人、それぞれ離乳食を開始した時期を調査した結果、母乳のみで育児をしている人の約4割が7か月以降に離乳食を開始しています。
また「母乳のみ」で育児をした人の12%が1歳以降に離乳食を開始していることが明らかになりました。「母乳と粉ミルクの混合」の5%、「粉ミルクのみ」の7%よりも高い傾向でした。
支援ガイドでは離乳食の開始の目安を5~6か月頃としておりますが、ガイドでは「離乳の開始および完了については、子供の発育・発達については個人差があることから、あまり時期や進め方にはこだわらず、あくまでも目安としてとらえていく」と記載されております。
一方、離乳期の鉄の摂取について支援ガイドでは、「胎児期に体内に蓄積された鉄は、正常成熟児は生後5か月頃から欠乏し始め…(一部省略)…母乳栄養児でも育児用ミルクでも6か月頃までは鉄欠乏は起こりにくい」としつつ、「離乳食を開始後、乳汁摂取量は減ってくるが、適切な離乳食を食べていれば鉄欠乏の心配は少ない。しかし、潜在性の鉄欠乏の場合は、成長にともない、9か月頃から鉄欠乏を生じる可能性が示唆されている。鉄は中枢神経の発達にも関与しているので不足しないように注意する」とも記載しております。
今回の結果では、母乳のみで育児をした人の12%が1歳以降に離乳食を開始していることが示されました。支援ガイドの記載内容に照らし合わせると、これらの方々のお子様に鉄欠乏が生じる可能性もあるのかもしれません。
          
            
(以下、省略)
       
                     
記事の全文は長いので、グラフなどを含めてご覧になりたい方は、リンク先でご確認いただければと思います。
また、調査を行っているのが乳業メーカーですので、同メーカーの粉ミルクへの関心を高めるための記事であることも前提でご覧いただければと思います。
        
離乳食の開始時期が、アトピー性皮膚炎の発症、あるいは症状の悪化に関与するという説と関与しないという両方の説があるため、判断が難しいところはありますが、あとぴナビで過去にアンケートなどで離乳食の開始時期について調査した結果からは、食物アレルギーだけで考えるならば、離乳食を月齢を判断基準に行うより、体重など成長の度合いを目安に開始した方が、アレルギーの発症が少ない傾向はありました。

小児のアトピー性皮膚炎は、食物アレルギーの要因が、悪化、発症に関わる部分が多く、そういった点から見ると、離乳食を遅らせることはプラスに働いていると思います。
成長の因子から見ると、離乳食を遅らせたお子さまの、10年後の身長、体重が、そうでないお子さまの身長、体重と比較してどうだったか、という調査までは行っていませんので、不明です。
ただ、同じ月齢で比較して、離乳食を開始していたお子さまと開始していなかったお子さまと比較すると、身長、体重の差異は見られました。もっとも、栄養状態が異なるわけですから当然と言えば当然だと思いますし、一般の研究では、年数の経過とともに差異が小さくなる、という報告もあるようですので、あまり気にしすぎる必要はないのかもしれません。

実際のところは、成長の「度合」は、個人差が大きく、消化吸収機能も「成長」していく機能と言えます。
そう言った点から見ても、他のお子さまに合わせて開始するのではなく、最も良いと思われるタイミングを見極めることの方が大切なのでしょうね。

                                 

おまけ★★★★大田のつぶやき

お子さまの離乳食について、開始時期など気になる方は、お気軽にアトピー相談室までご相談ください。

●アトピー相談室 フリーダイヤル0120-866-933(受付時間10時~19時)