今年は、A型、B型が同時に流行中

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
さて、今朝のニュースでインフルエンザが流行していることが出ていました。
          
         
●都がインフル注意報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000064-san-l13
          
都は28日、インフルエンザの流行注意報を発令した。定点観測している医療機関からの患者報告数が24日までの1週間で、基準となる1カ所当たり10人を超え、11.17人となったため。
      
都によると、患者の年齢層は15歳未満が全体の6割以上を占めている。
都は「今後、大きな流行へ拡大する可能性がある」として、こまめな手洗いや室内の加湿、換気などを呼びかけている。
            
            
朝の情報番組では、今年の特徴として、A型とB型の両方が同時に流行していること、そしてA型は昨年流行しなかったタイプが、B型は近年流行しなかったタイプのため、今年の流行は一気に拡大する恐れがあることを言っていました。

実際、上記の新聞記事では、24日時点の数値ですが、朝の情報番組で登場された小児科の先生は、ここ数日で毎日患者が倍増していることを話していて、撮影された日時がいつかは分かりませんが(おそらく昨日時点かと思われます)、「今日は三十数名の患者が訪れた」ことを話されていました。

インフルエンザ自体は、毎年、冬になると流行しますが、例年は寒くなり始めた12月に一回目、そして冷え込みが強くなる1月下旬に2回目の流行があるのが普通のようですが、今年は暖冬の影響で気温が下がり始めるのが遅れたため、流行の時期も遅れたようです。

ただ、心配なのは周りを見ていると、流行の速度が速いように感じることです。毎年、インフルエンザの流行はありますが、あとぴナビのスタッフで罹患するのは、せいぜい1~2名のところ、今週に入ってからすでに5名のスタッフが罹患しています(いずれもA型でした)。
また周囲の会社様の状況も似たところがあり、今週は先方がインフルエンザに罹患したため打ち合わせが中止になった案件が複数ありました。

インフルエンザに罹患した場合、一般的に高熱が出ますので、アトピー性皮膚炎の症状はいったん落ち着きやすい傾向があります。しかし、インフルエンザの回復とともに症状は元の状態より悪くなることも多いので、できる限り、罹患しない予防策は講じるようにしましょう。
マスク、手洗い、うがいなど、基本的な部分はしっかり行い、また睡眠など、体を十分に休めるようにしましょう。

基本的に「インフルエンザに感染」することは「インフルエンザを発症」と同意義にはなりません。感染はしても発症しないケースもあるからです。
とはいえ、インフルエンザの場合発症力は強く、抗体を持っていない限り、感染=ほぼ発症、と考えてよいでしょう。
特に今年は、現時点で抗体を持っていないとされる2タイプが同時流行しています。
予防接種を受けた方も通常の香港A型、B型の予防接種では、現在流行しているインフルエンザのタイプと抗体が違いますので、発症の予防や発症後の症状を緩和することにあまり役立たないかもしれません。

※予防接種は、誤解している方が多いようですが、「感染」を予防するものではありません。感染自体はウィルスが一定個数体内に入ることで必ず起きる現象です。感染後、抗体があれば発症せずに済みますし、あるいは発症しても症状が軽く済むことがあります。予防接種の目的は、この「感染」後に関わる対策です。

いずれにしても、「感染」しないことがインフルエンザ予防の「基本」です。
物理的な対策、そして万一、感染・発病した方は、周囲に感染を広めないよう外出を控える、家族との接触はマスクをつけて最低限にする、などの対策は行いましょう。

※一般的なマスクでは、インフルエンザのウィルスの飛散を完全に防ぐことはできませんが、ウィルスに感染するためには一定量のウィルスが体内に取り込まれることが必要なため、飛散するウィルスの量を「減らす」ことは一定の効果があるとされています。
       
       
ここしばらくのニュースには注意いただきたいと思いますが、今週末は気温が下がる天気予報のため、感染者の拡大が急激に起きる恐れがあります。現在、状態が悪い方は、流行の状態を良く確認しながら対策を行うようにしてください。

                           
おまけ★★★★東のつぶやき

状態が悪い方は、発症が分かった段階で、医療機関には早めに受診しましょう。
インフルエンザそのものを「治す」のは、自らの自然治癒力なのは確かですが、合併症を併発した場合、予後が悪くなる恐れもありますので注意しましょう。
いずれにしても、ここ1~2週間はインフルエンザの対策を心がけるようにしてください。