急な気温の変化には、要注意です。

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

                       
ここ数日、関東地方では気温が下がっています。
特に昨日は、一時、20度を下回っていたようですね。

天気予報をみると、西日本は最高気温が30度を越えた日が続きますが、東日本では30度未満の日が一週間ほど続くようです。
8月の後半で、気温が下がる日が続くのは、珍しいことのようですが、アトピー性皮膚炎の方は、気温の変化に伴う肌状態の変化に、注意をして欲しいと思います。

気温の低下は湿度の低下につながりやすく、角質層からの水分蒸散量も上昇する傾向になります。
「昨日は暑くてジワッと汗をかいていたが、今日は気温が下がって肌がムズムズする」といったようなご相談も今週は見られていました。
アトピー性皮膚炎の方は、慶應大学皮膚科の研究によると表皮育成因子が少ないことで、皮膚のバリア機能が低下する傾向がみられるようです。
バリア機能が低下しやすい状況の中、環境要因が良い状態にあるときは、マイナス要素が少なく済みますが、気温が下がることで肌の乾燥状態を招きやすい、といったマイナス要因が少しだけでも増えると、それが、直接、痒みなどにつながることもあります。

今年はエルニーニョ現象が強く現れていて、本来なら冷夏の傾向がみられる予想だったのが、実際には記録的な猛暑となりました。でも、環境全体の状況をみると、本当は気温が上がりにくい状況が底辺にしっかりとあるのかもしれません。
もし、そうならば、ここ数年の状況とは違い、残暑が長くなく、「秋」という季節がしっかり続くことも考えられます。

アトピー性皮膚炎の方にとって、環境的な要因は、一日単位で症状を急激に悪化させる引き金になることがあります。
ここしばらくは、気温の変動に注意を払い、保水にプラスして保湿を強めにしたスキンケアを行うように心がけてみましょう。

                
おまけ★★★★大田のつぶやき

皮膚の状態は、悪化要因が突然出てくると、一気に落ちることがあります。
特に「掻き壊し」という状況は、その回復までの過程に、炎症などが落ち着くことに加えて、皮膚の損傷そのものの回復が必要になります。皮膚の損傷が見られる=バリア機能が低下した状態、ということでもあるので、掻き壊しが急に見られた場合には、保水や保湿にプラスして、保護のケアも念頭に置くようにしましょう。