食物アレルギーを抑える物質が発見

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は、先日のテレビニュースで、食物アレルギーを抑える物質が東大グループが発見した、という記事が出ていましたので、紹介しましょう。
    
      
●「食物アレルギー」抑える物質…東大グループが発見
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000054475.html
       
食物アレルギーの症状を抑える物質が発見されました。
    
東京大学大学院・村田幸久准教授:「根本的に食物アレルギーを治療することができる点で非常に画期的。体質自体を変えることができるので、今までの治療法と全く違うものができる」
東京大学大学院の村田准教授のグループが発見したのは、動物の免疫細胞が作る「PGD2」という物質です。マウスに卵白の成分を与える実験で、PGD2を持たないマウスに炎症が強く表れたため、PGD2がアレルギーの症状にブレーキを掛けたことが分かりました。
          
         
記事中に書かれている動物の免疫細胞が作る「PGD2」とは、プロスタグランジンのことです。
同じように、ぜん息の免疫反応から炎症に関わる生理活性物質としてプロスタグランジンE2があります。
こうした免疫反応から生じる炎症反応に対してプロスタグランジンは関わっていますので、アトピー性皮膚炎に対しても、生理活性物質が関与する研究が進んでくるかもしれません。
アトピー性皮膚炎、という疾患そのものに対しては、こうした生理活性物質が原因となっているわけではありませんが、アトピー性皮膚炎という疾患にとって、炎症→痒みへと続く症状には関与していると考えられますので、注目しておくと良いかもしれませんね。

                      
おまけ★★★★東のつぶやき

アトピー性皮膚炎に対しては、さまざまな分野から研究が進められています。今回の記事は、食物アレルギーに関与する部分ですが、同じアレルギーの反応から考えると、アトピー性皮膚炎も視野に入ってくるのではないでしょうか?
もっとも、アトピー性皮膚炎はアレルギー的要因のみが関与している、というわけではありませんので、一つの側面に対して、ということになると思いますが、複数の要因が関わるアトピー性皮膚炎の一面だけでも少しずつ解明されると良いですね。