ペットを飼うとアレルギーが増える?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                           
アトピー性皮膚炎とペットの関係は、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
家族同然に接しているペットが、アトピー性皮膚炎に、どういった影響が現れるのか?その答えは、良い、という意見と悪いという意見と両方があります。
今日は一つの記事を紹介したいと思います。
            
          
●ペットを飼うとペットアレルギーが増えるのか?
http://medley.life/news/item/5577cb7ae77f61f300bd9ef3
          
子どものペットアレルギーは、ペットを飼っていると増えるのでしょうか?減るのでしょうか?現在どちらの説もあり、結論はまだ出ていません。フィンランドの研究チームが、乳児期に犬または猫を飼っていた家庭の子どもは、4歳までにそれぞれのペットに対してアレルギーを発症することが多かったという結果を報告しました。
             
◆フィンランドの1歳から4歳の子どもが対象
          
研究班は、フィンランドのある地域で2001年から2005年に生まれた1歳から4歳の子どものうち3,024人から、乳児期にペットがいたか、またペットアレルギーの診断があったかの情報を得ました。
          
◆飼っていたペットのアレルギーが多い
         
統計解析の結果、次の結果が得られました。
アレルギー試験の陽性所見の調整相対発生率は、犬だけを飼っていた家庭の子どもで犬に対して2.69(95%信頼区間1.45-5.02)、猫だけを飼っていた家庭の子どもで猫に対して5.03(2.47-10.2)だった。
犬だけを飼っていた家庭の子どもではアレルギー試験で犬のアレルギーの反応が2.69倍多く、猫だけを飼っていた家庭の子どもでは猫のアレルギーの反応が5.03倍多くなっていました。
研究班は「早い時期に犬と猫に家庭で触れることは、生後4年までの期間においてそれぞれのペットに対するアレルギーの発生増加と関連する」と結論しています。
家族の一員になるペットがアレルギーの原因になるのは辛いことです。もちろんこの研究だけからペットを飼うことでアレルギーが起こりやすくなるとは断定できませんし、一口にアレルギーと言っても症状の現れ方や重症度はさまざまです。そして、ペットを飼うかどうかは、健康のための理由だけでは決まらないでしょう。この研究は、ペットを飼うときにどんなことに気を付ければいいかの参考になるかもしれません。
                 
みなさんは、子どもにペットのアレルギーが起こってしまったらどうしたいと思いますか?
          
            
犬の上皮、猫のフケ、などアレルゲンとなりやすい物質に曝露される機会が多いと、どうしても、こういったアレルゲンとしての影響を受けやすくなるのかもしれません。
昨日の、北さんのブログでもあったように、乳児期に皮膚のバリア機能が低下していると、体内のIgEが増加しやすくなり、他のアレルギー疾患を招きやすくなる、ということも、そうした皮膚のバリア機能の低下が見られれば、アレルゲンが多い環境下においては、アレルゲンとして認識されやすくなることも考えられます。

もっとも、同時に早くからアレルゲンに接していることで、減感作が行える、という研究もあるようです。
これらの研究のポイントは、被験者の皮膚の状況は考慮に入れていないことでしょう。
もしかすると、アレルゲンに接していることでアレルギーが出にくい方と、そうでない方の違いは、皮膚の状況にあるような気もします。
今後、同様の研究には注目しておきたいと思います。

                            
おまけ★★★★東のつぶやき

あとぴナビでも、以前、ペットとアトピー性皮膚炎について、専門の先生を取材したことがあります。
興味のある方は、ご覧ください。

●ペットアレルギーを知って、ペットと仲良く快適に
http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=health&c2=1&c3=35