マリンスポーツと納豆アレルギー

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                           
今日は、少し変わった記事を紹介したいと思います。
          
          
●納豆アレルギー、患者の8割がサーファーやダイバー
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=118831
        
サーファーなどマリンスポーツを趣味にしている人は、納豆アレルギーになりやすいことを、横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授らが明らかにした。
猪又准教授によると、2004年以降に同科で診療した納豆アレルギー患者18人のスポーツ歴などを調べたところ、12人がサーファー、2人がスキューバダイバー、1人が潜水作業員で、ふだん海にいる時間が長い人が83.3%を占めた。
納豆アレルギーの患者は多くはないが、発症すると75%が、じんましんや呼吸困難など全身性の重い症状アナフィラキシーを起こす。
原因物質はネバネバ成分のポリガンマグルタミン酸。当初、なぜサーファーに多いのか分からなかったが、患者の一人がクラゲを食べてアナフィラキシーを起こしたことが解明のヒントになった。クラゲの触手にも同じ物質が含まれており、海でクラゲに繰り返し刺されたことでアレルギーになったらしい。
食物アレルギーは、口から食べるだけなく、皮膚を通して原因物質が体内に入ることで発症しやすいことが知られている。
猪又准教授は「納豆アレルギーの可能性があれば、まずマリンスポーツ歴を患者に確認することが診断に役立つ」と話している。(藤田勝)
        
         
今回の記事で興味深いのは、他の原因(今回はクラゲに反復継続して刺されたこと)で、特定のアレルゲンに反応するアレルギー症状がみられるようになった、というところでしょうか?
この場合、アレルゲンはすぐに特定できても、アレルゲンが大元の原因ではないため、今回でいえば「クラゲに刺され続ける」ことが続けば、他の食品などに反応を示すようになる可能性もあります。
根本的な解決法としては、「クラゲに刺されないようにする」というところになるのでしょうが、これは「クラゲに刺されたことが原因である」ことがわからないと、気づきにくい原因と言えるでしょう。

こうしたことは、アトピー性皮膚炎の方で特定のアレルゲンがみられる方にも当てはまるのかもしれません。
クラゲの何が原因となったのかが分かりづらいのですが、刺されたことが原因ならば、クラゲの毒など、特殊な要因が関係していることが想像できます。
これは同様に、例えば、ダニに噛まれることで似た状況が生まれる方もいるのではないでしょうか?
少し興味深い話題ですね。

                           
おまけ★★★★博士のつぶやき

今回は、納豆アレルギー、が対象になっておるが、納豆は発酵しておることもあり、アレルゲンになりにくい食品だったから、こうした原因追究ができたのじゃろう。
もし、これが、大豆など普遍的なアレルゲンが原因だった場合、クラゲに刺されたことにつなげることは難しかったのじゃろう。
そう考えると、普遍的なアレルゲンがある方も、南君が言うように、こうした他の要因が引きがねになっておる可能性も考えた方が良いのかもしれんの。