2015年4月の「みんなのアトピー相談」より(1)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

                       
今回は、今月のあとぴナビレターの中から、「みんなのアトピー相談」を2例紹介したいと思います。
              
            
●みんなのアトピー相談2
(2015年4月あとぴナビレターより)
            
■三重県 T・Hさんのご質問「春になって状態が良くなく心配です」
        
子ども(男児・3歳)の調子が良くなくて不安でいっぱいです。本当に良くなるのでしょうか?
せっかく落ち着いて来たと安心していたのですが、最近寒さが緩む日が出て来てから再び悪化してきています。元気はあるのですが、顔の炎症が酷く、花粉などの影響があるのでしょうか?
            
          
■相談員の返答
            
こんにちは。せっかく良くなりつつあった自分の子供が、また悪くなっていくというのは、お母さんとしては本当に不安な事でしょう。
今起こっている事を少し考えてみましょう。
アトピーは自律神経や内分泌、免疫系の乱れが起こると悪化しやすい傾向がございます。
今の時期は、寒さの緩む日も出始めて、いわゆる「春」を身体が意識し始める時期です。例年蕁麻疹や肌症状の悪化などの報告が増える時期でもあります。これは、自律神経や内分泌系が乱れやすい環境が一因である事を示す現象と考えられます。
赤ちゃんは、まだまだ自律神経の力が弱く、外的な環境に揺さぶられるともろいものです。
小さいお子さんほど、寝汗をかくなどしますよね? でも大人になるにつれて寝汗は体調の悪い時しかかかなくなります。これは自律神経が成長したからですね。
よって、今のお子さんが、環境要因に揺さぶられて一時的に症状が悪化する事は、ある意味当然の事と考える事も出来ます。
今後は、年々お子さんの自律神経の力も高まっていきますから、同じ時期であっても症状的にも年々改善していく可能性が高いと思います。
それまで、お子さんの回復をサポートする意味で、スキンケアや湯治を頑張ってみてください。
            
         
■T・Hさんのメール
          
早速のお返事ありがとうございます。
そうですよね、日々我が子と向き合っていると、どうしても頭では解っているのに焦ったり、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまいます。でもいつもこうやってあとぴナビさんに相談すると、励まされ、勇気づけられて、安心できます。きっと我が子が自分の力で跳ね返してくれると信じて頑張りたいと思います。いつも話を聞いて下さって本当に感謝しております。
          
          
■相談員の解説
            
季節的な悪化要因から症状を落とすケースは比較的多く見受けますが、それらの悪化要因は一過性の(季節が変われば解消する)ものであり、日々のケアをしっかり行うことで、悪化状況を最小限に留めることは十分、可能です。
状態が悪いと、本人だけでなく家族も心配になりますが、気軽に相談員にご相談いただければと思います。相談する行動そのもの、が気持ちを落ち着かせることは、その後の肌の状態にも関わるケースは多いようです。
          
          
アトピー性皮膚炎は、体調や気持ちの面など内的な要因に、そして生活環境的な面など外的な要因で、症状が左右されることは多くあります。
一日単位で症状を追っていくと、上向いたり下がったりしていますが、1週間、一カ月単位で状態をみると、結果的に良くなっていたり、逆に悪くなっていたり、という傾向がはっきりします。
そうした症状の変化は、結局のところ毎日の積み重ねの上に成り立っていることは確かですので、「良い」積み重ねができるように工夫はして欲しいですね。

                       
おまけ★★★★北のつぶやき

明日は、もう一例を紹介します。
同じくお子様の例です。